老いるな頑張れ!フランクギャンバレ
2005年 04月 15日
その昔、オーストラリアのスピードピッキング(スイープをこう表現した時期がありましたね)の名手としてよく取り上げられてました。
ギャンバレのプレイが聴きたいが故に最初に聴いたのはチックコリアエレクトリックバンドの「ライトイヤーズ」!これはアルバムとしては好きだったんだけど、ギャンバレはさらっと出てきて、あ、もうおわりなのーっていう感じで少々拍子抜けした。
それで、やっぱソロ聴かなきゃってことでカンガルーにギャンバレがまたがってるジャケットで有名だった(?)「THUNDER FROM DOWN UNDER」を仕入れた。
これが良かったー。伸び伸び生き生きとギャンバレが弾きまくり。お得意のメカニカルなスイープフレーズも満載で気持ち良過ぎです。内容的にはヴォーカル曲もありヴァラエティに富んでおり総合力もなかなかのもの。妙にキーの高く線の細い本人の歌声も良くも悪くも印象的でした。好きだったのはM1「HUMID BEINGS」とM9「ROBO-ROO」、特にM9は音程の起伏が激しいスイープフレーズが爽快。
彼のスイープってイングヴェイとかのブロークンコード的フレーズと違って単純にコードを崩したって言うのではなく、かなり複雑かつメカニカルなテンション系の音使いが不思議なインパクトだった。タッピング系のレガートとは違って妙にピッキングのアタック感が気持ち良かったのです。
その後ギャンバレはややHRっぽくなり、それから急にセミアコとかフルアコとかのJAZZ君になって少し寂しかった。でも、さらにその後スティーブスミスとスチュワートハムとのトリオGHSでのアルバムで戻ってきてくれた!これを待ってたんです的な緊張感あるフュージョンバトル。その中でも3rd「GHS3」をよく聴いた。リラックスしてギターが歌っているんです。勿論テンションも高め。アコースティックものが半分だけどこれもある意味熱くて良いです。
最近、チックコリアの最新アルバムをようやく仕入れたんですけど、ここでのギャンバレがまたかっこよかった。結構弾きまくってます。日本盤は二枚組で充実した内容でした。やっぱギャンバレはこうでないと。落ち着きすぎてはいけませぬ。ホントは来日の野音行きたいんだけど・・・。その日は近所なんだけど国際フォーラムでG3に参戦予定なのです。だからまた来てねー。
そうそう、このアルバムのギャンバレの写真・・・・・・・・サイコーにおじいさんすぎててショックでした。・・・・・でもね、演奏が素晴らしかったからさ。まあこれからもこの調子でテンション高いフレーズかまし続けてくださいな。
FRANK GAMBALE
T Lavitz の新プロジェクト発足記念と題して、その第二弾は Frank Gambale です(笑)。フュージョン・ギターの名手 Frank が、リフあり、ペンタトニックありのロック・フュージョン・スタイルのギターで作り上げたアルバムです。フュージョン色の強い作品では今ひとつギターに物足りなさを感じていましたが、本作で聴けるサウンドは初期の Joe Satriani に近く、ロック・ファンにも十分アピールしうる音楽性だと思いますね。ちなみにリズム・セクションはそんな Joe のバンドでお馴染み...... more
あっしの初頑張れさんはメカカンガルーでした(笑)。
フュージョン突入前だったので最初は不思議なスケールに???って感じでしたけどね(笑)。
TBありがとさんです。
最初は戸惑うフレーズもね、慣れると気持ち良すぎだったり(笑)
頑張れさんには、今のルックスはさておき(苦笑)、ギターはロッキンにガツンと弾き続けて欲しいものです。