MEW 美し過ぎるっ!!
2005年 12月 01日
彼らの最新アルバム「MEW.and the Glass Hanaded Kites」が素晴らしいんですね。
余りの美しさに感動しかなり聴きまくりました。耽美派バンザイ!!
悪魔的なサウンドの中に荘厳かつ美麗なメロディーが舞うという幾層にも重ねられた構築美。Radiohead、Coldplayなどが好きな人は言うもがな、いわゆるUKモノやプログレ好きにはたまらん内容ですよ、マジに。
またアルバムとしてのトータルの完成度はサウンドプロダクション含め抜群。曲間も繋げていてコンセプトアルバムっぽい作りだけど、一気に聴かせますよ。
特に暴力的な音が心地良いM1から始まり、M5までの怒涛の流れは文句なしに最高な出来!
またヴォーカルが良いのよねえ。このハイトーン。美し過ぎる。クセがあるので賛否別れるだろうけどね。
ギターもかなりセンスあるね。エッジ、Aサマーズなどの流れを汲むバッキング、時おり垣間見せる荒々しいカッティング、ツボを心得たリフにオブリと注目度高いですよ。サウンドも結構エグいしね。美しさには毒があるいや棘があるっていう雰囲気がたっぷり。
あ、M7も儚くも美しくてかなり好きだな。ただボーナストラックの日本語ヴァージョンはやりすぎ(苦笑)はっきりいっていらないです。これ致命的なミス。EPICのディレクターさん、そこはファン心理きっちり読みましょうねー。
前作「Frengers」もまた良いですよ。
もうM1で決まり!!新作に比べるとやはりサウンドプロダクションの弱さは否めないが、返ってその音の荒さが気持ち良かったりもするんですね、あら不思議。
楽曲同士が割りと似通っているという弱点はあるもののやはりこの作品も素晴らしいです。恐るべしデンマーク。
あーあ、一昨日の来日公演で生で聴きたかったよ・・・
いーなー、せりっく、今度詳しく教えておくれやす。