お帰り!POPSの魔術師 ロジャー・マニング!
2006年 02月 26日
メンバーそれぞれはソロにバンドに活動してはいるものの、いつかの再結成を待ち侘びていたのも事実。オイラにとってアンディー・スターマー=ロジャー・マニングのコンビはレノン=マッカートニー、ディフォード=ティルブルックに匹敵する位の価値があるんですね。
バンド解散後、アンディーは奥田民生、PUFFYらとのコラボ(勿論全チェックですが/笑)は行ってたものの、自身の主だった動きがなく寂しいものでした。
一方、ロジャーはインペリアル・ドラッグでややハードロック寄りでサイケ風味なサウンドを、ムーグ・クック・ブックではPOPかつ実験的なおふざけ音楽を、と精力的に活動をしていましたね。またBECKともアルバムにツアーにと仕事しまくってましたなあ。
勿論、初代ギタリストのジェイソン・フォークナーやユマジェッツなども追いかけてました。逆にメインソングライターのアンディ=ロジャーよりも他のメンバーの活動の方がやや充実して見えたのは気のせいでしょうか。
でも、ここにきてロジャーが動き出しましたよ!
ついに待ちに待ったソロアルバムを完成させたんです。
それがROGER JOSEPH MANNING JR.名義のアルバム「SOLID STATE WARRIOR」ですね。YMOとタイトルかぶってんななんていうことには触れないで下さい(笑)
いやいや、やってくれましたよロジャー!
ジェリーフィッシュを髣髴させる煌くPOPソングの数々。
まあ少し当時よりは大人っぽい楽曲に仕上がってますけどね。
それはまるでポップスの玉手箱。
キラキラの鍵盤も健在ですよ。
コレを待ってたんですよ!
コーラスもふんだんに入ってて気持ち良過ぎですねえ。
演奏は全てロジャーによるもの。
本当の意味でのソロアルバムですね。
ジェリーフィッシュファンは言わずもがな、ひねくれ系ポップス、職人系ポップスはたまたギターポップ、パワーポップ好きには訴える部分がかなりあると思いますよ!
実際はギターは前面には出てきてませんけどね(笑)
しかし、ジェリーフィッシュに対する日本での人気は未だ根強いと思われますが、本国ではイマイチなのかもなあ。今回も日本先行発売ですね。というかアメリカ盤やイギリス盤のディールはとれているのでしょうか???
もっと広くの人に届く事を願って止まないのです。
素晴らしい楽曲の宝庫なのですから。