親父の叫びを聞くべし!eastern youth最新作!
2006年 03月 05日
その名も「365歩のブルース」!
相変わらずタイトルもイカしてるぜ。
彼らのことを轟音エモトリオとして片付けてしまっている方がいるとしたら、その考え方は甘いですゼ(笑)
実は歌心あるメロディーが満載なんですよ。
吉野のギタープレイだって熱いだけじゃなく、クールなバッキングアルペジオ、さりげないエフェクトサウンドなど注目したいところもいっぱい。豪快なチョーキングや荒々しいコードストロークには嫌が応にもテンション上がっちまいます。愛器YAMAHAのSG(あのカブトムシっぽいやつです)がえー音、奏でてますんで!
リズム隊も激ヤバなんすよ。二宮友和の手数の多いフレットレスベースにバタツキながらもガンガン攻めてくる田森篤哉のドラム!気持ち良いんですわ。とーっても。
M1「荒野に針路を取れ」のU2風のバッキングにビックリ。しかし、アルバム頭のこの曲インパクトがあっていーねー。
M3「ひとり道、風の道」は王道イースタンフレーズがたっぷりで、やはりこの疾走感こそ彼らの最大の魅力でしょう!
M10のタイトル曲の説得力もさすがです。こういうミディアム系でも聴かせるんだよなあ。。。中間部のスケール下降ラインのリピートフレーズとかね、切なさ倍増でしょう!
最新作もサスガの仕上がりなんで、イースタンファンは安心して、お初の方も入門編としてぜひ!
今を時めくアジカンことアジアン・カンフー・ジェネレーションやバンド・アパートも強烈にリスペクトしている彼ら!再注目すべき時が来たのではないでしょうか?
個人的には、最初にハマった超名曲「青すぎる空」が収録されているこれまた超名盤「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」を激プッシュしておきます!
ジャケもかなりのインパクトでしょー?
っつーか夜中にこのCD取り出し、このジャケと向かい合うと微妙に恐かったりします(笑)
トリオのカッコ良さを存分に楽しませてくれる蝦夷地からの雄イースタン・ユースを感じて下さいませ。
あ、ギターマガジン連載中の吉野寿の文章はサイコーに面白いんで立ち読みでもいいので毎月チェックすることをオススメしますです、ハイ。
ひっさしぶりに来日してくれることになっていた、U2 グラミー受賞もあって、ファンの期待は高まるばかりでした。 しかし、直前のここになって、 ... more