たまにはニューミュージック
2006年 04月 16日
まだROCKに目覚める前ですね。
洋楽も聴き始めてはいたんですが、まだ邦楽:洋楽=8:2位だったかも。。。
FMでエアチェック、今は無き「FMステーション」のカセットレーベルにレタリングなんかよくやってました。
当時はJ-POPの一部のカテゴリーをニューミュージックなんて表現していた気がします。
サザン、山下達郎、佐野元春、大滝詠一、渡辺美里、杏里、杉真理、TUBEあたりを聴きながら、ちょっと悦に入ったりなんかして、、、(苦笑)
そんな中、友達の激プッシュで大好きになったアルバムがありました。
まだ全然売れる前の楠瀬誠志郎のデビューアルバム「宝島」ですね。
近所のレンタルレコード「YOU&I」でアナログLP借りてカセットにダビングし擦り切れるくらい聴いた記憶があります。
透明感溢れる繊細なヴォーカル、ちょっとフュージョンっぽさもある大人なアレンジ、何より楽曲のメロディとコーラスワークに子供心ながら圧倒されました。
中でも、爽快な中にほんのり切なさを感じさせるPOPな佳曲M2「宝島-TREASURE ISLAND-」、杉真理の歌詞が印象的なM7「天国の神経衰弱」、そしてまさに楠瀬ワールド全開のミディアムポップチューンM8「マリオ」(サビのリフレインが良いのよっ!大ラスの王道の転調も最高!)がかなりお気に入りでした。
久しぶりにCDで買い直して聴いてみたんだけど、あまりの懐かしさに涙出そうになりました。
人気ドラマ「ADブギ」の主題歌「ほっとけないよ」でブレイクを果たす彼ですが、オイラやはり原点であるこのアルバムをオススメします。というかこの作品しかまともに聴いてません(笑)
バックミュージシャンはギターに名手今剛、ベースに美久月千春、高水健司、ドラムに山木秀夫、キーボードに井上鑑などと一流スタジオミュージシャンが勢揃いでとても豪華ですね。
非常にクオリティの高い80年代邦楽POPS、ヴォーカルアルバムとしてぜひにオススメします。サウンドの懐かしさがたまりませんよ!
こういう作品がオイラにとっては懐メロになってくのかと思うと、、、面白いかもです、はい。