モーズ先生にはやっぱSMBが良く似合う!

やっと見ました!
モーズ先生率いるSTEVE MORSE BAND(SMB)のLIVE DVDを!
gwさんから教えてもらってDREGS同様ずっと気になってたのですが、ようやくですね。
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1990年ドイツでのLIVE映像でSMBは第二期のメンバー構成でSTEVE MORSE(g)、DAVE RaLUE(b)、VAN ROMAINE(d)というトリオ編成。

翌年に名盤「SOUTHERN STEEL」が発売となるので丁度LIVEで楽曲を煮詰めて、レコーディングと並行していた頃でしょうか。
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先生は愛用のMUSICMANの青のモーズモデル!やっぱコレでしょう!HSSHのピックアップレイアウトにギターシンセまで搭載させて、あらゆる音色が瞬時に飛び出します。サウンドの足、手元での切り替えの早さ、ミュート(右左手とも)の正確さは際立ってます。LIVEにおいてもテクニックの非凡さはサスガの一言に尽きます。しかもグルーヴ溢れててね。

デイヴもまだ短パンじゃないです(笑)いつものアーム付きのベースをぶんぶん言わせてますよ。

ヴァンのタイトかつパワー溢れるドラミングも気持ち良いですね。やはりロッドとは趣が異なり、よりストレートというか、味もさることながらパワフルさが前面に出ている気がします。

まずはSMBの1st「THE INTRODUCTION」よりタイトル曲で肩慣らし。相変わらず良い音出してます。

カントリーリックが溢れんばかりに飛び出す「GENERAL LEE」も爽快。師匠アルバート・リーもこれなら笑顔でしょうきっと。

お次は超名盤のソロアルバム「HIGH TENSION HIRES」より美しすぎるスローナンバー「COUNTRY COLORS」!人口ハーモニクスを駆使しメロディーを紡いでいく超難曲ですが、そのサウンドの美しさにはもううっとり。こういう楽曲をきっちりLIVEでも弾けるからこそ真のテクニシャンと呼ぶにふさわしいですな。ただのひけらかし野郎ではダメなのです、はい。

続いて「SOUTHERN STEEL」よりグルーヴィーな「SLEAZE FACTOR」先生とデイヴの超絶ユニゾンが痛快です。またまた全編に渡ってデイヴが大活躍。これこそトリオバンドの醍醐味ってくらい効いています、彼のスーパーなベースラインが。

そして、これまた美メロに酔いしれる「HIGHLAND WEDDING」です。本当は前半戦はバスカリーノのエレガットで弾いて欲しかったなあ、、、しかしこのサスティーンの美しさははなんだろう?LIVEでのロングトーンってややもすれば耳障りにさえなるノイジーさを伴う可能性も大きいんだけど、本当に綺麗なトーンでびっくり。

テクニカルギター好きにはたまらないクラシカルフレーズ満載の「TUMENI NOTES」の切れ味の鋭いこと。オルタネイトによるフルピッキングが終始続いていく難易度の高い楽曲でも、さすがはモーズ先生、まったくノイズを出しません。やはりスウィープ、TAPよりもオルタネイトのフレーズには説得力がありますなあ。1音1音がものすごく力強いんですよ。

先生とデイヴのバロック風クラシカル曲「POINT COUNTERPOINT」で箸休め。デイヴのベースは複音、コード、アルペジオまで、、、当にベースの領域を越えてますな(笑)

ここからは怒涛のDREGSメドレーですね。
プログレッシブな名盤「WHAT IF」からの選曲が嬉しいっす。

モーズ流ロックフレーズ溢れる「ROCK'N'ROLL PARK」も楽しいことこの上なし。スピーディーなカントリー風「PRIDE OF THE FARM」も心地良いですし。

締めはやはりSMBの1stの代表曲でもある「CRUISE MISSILE」!
イントロのユニゾンからもうテンション上がりまくりでしょう。
またチョッパーベースが気持ち良いのよ。
TAPのユニゾンなんかもあってまるでヴァイとビリー(笑)まああそこまでの超絶フレーズではありませんが(笑)

ボーナス映像はなんと第一期SMBの映像です。
若かりしモーズ先生にJERRY PEEK(b)、盟友ROD MORGENSTEIN(d)のトリオです。
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先生はまだ改造テレキャスの時代ですね。
ジェリーのトンガリベースがこれまたクールビューティーです。
桃猫さんこれどこのベースでしょう?

演奏はDREGSの楽曲ばかりなんですが、デビュー盤「FREEFALL」の曲が聴けるのがニヤリです。「NORTHERN LIGHTS」ではGibsonのチェットアトキンスモデルを優雅に奏でる先生のお姿を拝見できてしまいますよ!

あ、「CRUISE MISSILE」のややチープなPV映像もさらなるオマケで見れますよ(笑)

いやいやこれこそモーズファン必見の映像でしょう。DREGSも大好きだし、DPでの映像もまあよろしいが、より本気度が高く、自由度も高い、SMBのLIVEはやはりキテますね。

ああ、やっぱ生で見たいよ、、、、
Commented by 桃猫 at 2006-06-17 15:21 x
う~ん映像良さげですね。ジェリー・ピーク!懐かしい名前ですね。個人的には、すごく好きだったのですが、在籍期間が短かったようですね。当時だったら、GUILDのはずですが、映像を見ていないので即答できません。モーズ先生の腕っ節の太さがスゴイ気になります(笑)。
Commented by sorapapa227 at 2006-06-17 23:27
桃猫さん
どうもです。
ごめんなさい。写真は映像とは別物なんです。。。
でも、映像、音質ともかなり良好ですので、ぜひにオススメです。
ジェリーはかなり巧いっす。特にチョッパーとかはさりげないけどかなりの腕前。
確かにGUILDかもしれないです。テスコを洋風にしてトガラせた雰囲気だったんで。
Commented by gw at 2006-06-18 23:53 x
いやあ、DVDラッシュっすね(笑)。
映像見れば見るほど生見たくなりますよね。

Jerry Peek の数少ない音源の中では
Pruett & Davis Group の "Times Arrow" というアルバムで
彼らしいプレイが聴けます(メンバーとして在籍)。
ちなみにこのバンド、元 Kansas の David Ragsdale もいました。
Commented by sorapapa227 at 2006-06-19 00:26
gwさん
どうもです。
いやいやDVD三昧っす(笑)
夜中にこそこそ大音量で見まくってます(笑)
またまたマニアックな情報ありがとさんです。
Jerry Peekはアルバムではそんな気にならなかったんだけど、映像見てるとやはりかなりのインパクト!
もう少し追っかけたほうが良いかもですねえ。
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by sorapapa227 | 2006-06-17 15:00 | 音楽 | Trackback | Comments(4)

音楽やギタリスト、食、サッカー、散歩など、程よくテキトーな日常日記


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