コーネリアスの新譜がね、気持ちええのですよ
2006年 12月 17日
CORNELIUSのニューアルバム「Sensuous」がね、なかなかグッドな感じです。
かなりゆーったり、まーったりした雰囲気のやや音響系といった仕上がりなんですが、彼本来のポップセンスが随所に散りばめられ、アコギを始め生楽器の音もサンプリングであちらこちらから溢れ出し、、、まさにサウンドコラージュ、音のパズルという感じです。
打ち込みが苦手なオイラだけど、この生とサンプリングの絶妙なバランスはツボ。浮遊感漂う感覚含め、結構好きですね。。。
しかし、小山田君ファンはこのインスト主体のサウンドを許せるんでしょうか???
そもそもオイラは遅咲きのフリッパーズギター好きなのです。あの甘ったるいのが最初は嫌いで嫌いで(笑)
ところが、一時期ネオアコ、ギターポップ、パワーポップにハマっていた頃、彼らのLIVEアルバム「続カラーミーポップ」を聴いて、見直し、いやファンになってしまったのでした。当然小沢派にはなれるわけもなく小山田派だったんですね。ヘタウマなところには目をつぶりセンスだけを信じて付いていったってゆう、、、
なので、
1stのギターポップをコーネリアス流に料理した雰囲気も好きだったし、
2ndの大冒険、ヘヴィーかつノイジーな実験的なサウンドもイケてました。昔からのファンにとっては微妙なんだろうけど、、、当然初回盤のビニールジャケットで持ってますよ~
大作にして代表作の3rdはコーネリアスの一大絵巻とも言える充実した内容。サウンドを自在に操り、組み合わせ、彼ならではの独自のファンタジックかつメロディックな世界、ディズニーランドのような音の宝箱を完成させ、オイラ的にもオススメな名盤ですね。聴けば聴くほど新発見があるという。。。
残念ながら4thは未聴なんです。インストに特化した内容でまさにファン殺しの名盤いや迷盤らしいですが、多分オイラは好きなような予感がしてます、、、
と、なんだかんだでコーネリアスのポップワールドをたくさんの人に味わって欲しいという事なのです。偏見、、、あると思います(笑)でも、今の彼の実力を試して味わってみてから判断してほしいものです。
小バカにしていたあなたが、意外にハマっちまうかもしれませんよ。当時のオイラのように(笑)