火遊びならぬ炎のギタリスト 布袋寅泰
2007年 01月 11日
日本屈指のギタリストだと言う人もいれば、けっ、あんなのただの女好きのギター弾きだろうという辛辣な意見もあるでしょう(笑)
かくいうオイラは、、、
うーむ、大好きなんですね(笑)
確かに一時期離れてたことはあります(苦笑)
簡単に言うと、、、
BOOWY⇒流行ったけど大好き
COMPLEX⇒流行り過ぎて敬遠気味
布袋ソロ⇒どうしましょ・・・
プロデュース業(山下久美子・今井美樹など→って二人とも妻系、、、)⇒なかなかやるじゃん・・・っつーか好き!
って感じだったんだけど、、、
改めてきちんと聴いてみると、彼の抜群のギターセンスに痺れちまったんですよね。勿論テクニックもあるんだけど、この人は基本的にセンスと色気で聴かせるギタリストですね。
ということで、まずは大胆にも最新作をどうぞ!
様々なアーティストとコラボしまくりのバトルアルバム「SOUL SESSIONS」ですよっ!
なめてはいけません。コイツが最高の仕上がりなんですからっ!
オイラ的にはやはり神様CHARとのインストバトル「Stereocaster」(タイトルカッコ良過ぎ!)がNo.1!
CHARのストラトと布袋のテレキャスのガチンコ対決が素晴らしいんですな。熱い熱い、やけどしちまうぜって(笑)
テーマのユニゾンからハモリのフレーズなんかクール過ぎてしょんべんちびりそうっす(笑)
CHARがありえない運指に焦って練習したと言う難易度高いフレーズ、いやいやそんなこと感じさせない位メロディックでイケてますぞ。
ブライアン・セッツァーとのハイパーロックンロールバトルも楽しいし。ブライアンの必殺ロカビリー奏法にモダンロックンロールフレーズで真っ向勝負する布袋ちんが眩しい。
またね、葉加瀬太郎やデヴィッド・サンボーンとのインストバトルも素晴らしい出来。
土屋アンナ、町田康とのパンキッシュ部門、吉田美奈子とのクラシカル部門、リップスライムとの「walk this way」ばりのヒップ(ホップ)ロック部門とも言うことなし!
とにかく、全編に渡って布袋流ロックンロールギターが大暴れなんでぜひぜひ!
彼のギターでオススメはまだまだあるんですよ~
ギタリズムシリーズのシングルの名曲からはカラオケでも定番の(笑)「SURRENDER」と「さらば青春の光」でしょう。「GUITARHYTHM Ⅳ」やベスト盤で要チェックですぞ!
「SURRENDER」の鬼のようなギターソロ!怒涛の一音チョーキング、ロングトーンで攻めまくりです、、、スゴイ、、、
「さらば青春の光」はイントロのロックンロールリフでまず昇天。必殺の掛け合いソロからハモリフレーズで討ち死にっす(笑)
おいおいまだまだそんなもんじゃ・・・という方には、稀有の作曲家マイケル・ケイメンがエリック・クラプトンと書き進めていたギターとオーケストラのためのコンチェルトに、男、布袋寅泰が立ち向かった超力作「GUITAR CONCERTO」をお試しあれ!
ネイザン・イースト、スティーヴ・フェローン、グレッグ・フィリガンズ(今はTOTOね)レイ・クーパーといった屈強のクラプトン人脈の演奏陣とオーケストラの素晴らしいバックの中を切な過ぎる位に泣きに泣き、歌いに歌いあげる布袋のギターが感動を誘います!
神様クラプトンが弾いたらどうなるんだろうなんて想像しながら聴くのも楽しいです。
おお、忘れてはいけない。
オイラの中学時代のルーツでもあるBOOWYを(笑)
全曲、歌もギターもいまだに全て口ずさめるだろう(笑)永遠のリスペクト作品「BEAT EMOTION」ですな。
最早説明不要です。
恥ずかしがらずに聴いて、一緒に歌っちまって下さい。
布袋さんの、今は昔な、80年代系、かなりエフェクティブなギターが全体的に楽しめますよ~(彼も今はやや骨太なサウンド志向だからねえ)
しかし、リフ、オブリ、ソロ、、、どこをとってもかなり説得力があるんだよなあ。
やっぱテクニック至上主義ではなくメロディック至上主義でしょう(笑)
といいながらテクニカル派大歓迎なんですけどね(笑)
あ、松井常松のクールでタイトなストレートベースも結構好きなんです。
とまあ、またまた長くなってしまいましたが、日本屈指のギタリスト布袋寅泰を再度見つめ直して確かめて欲しいがための記事なのでした。
でもね、繰り返しになるけど、ヤツはスゴイ!ただの火遊び好きじゃあないんですよ(笑)
騙されたと思って一度お試しを~
大晦日の紅白では、今井美樹との共演が観られました。で、これが個人的には、とってもラブラブでほほえましくてチョー良かったです(笑)。
ホテイっていうと、コンサートでは、男受けするゴリゴリなハード・ロッカーっていうイメージが先行するんですが、やっぱり女子もウットリさせるような甘い面も持ってるんだと再確認させた、もうひとつのプライドでした。(注 : 例年観れたプライドのテレビ放映が無く、今井美樹のプライド熱唱がわたしのベスト・バウトになった。)
それにしても布袋様まで抑えているとは。もう脱帽するしかないですう。私ゃ布袋様は殆ど知りませんし、それこそ「けっ、ロッカーなかみさんからスレンダーな奥さんに換えたと思ったら今度は巨乳のバツイチかい!」というやっかみしかないです。
とはいえ、Charやブライアンとのコラボはちょっと気になっていましたんで、今度確認してみようと思います。
ちなみに、実はレッドウォーリアーズのファンでして、シャケのメロディックさがお気に入りでございます。
おぉバラとワインですな。レベッカの初代ギタリスト!あ、そういえば古賀森男も好きなギタリストなんですねえ。
そうそう布袋様vsCHARのステレオキャスターは聴いてみてくださいね~かなりオススメでっせ!