白蛇最強のツインギターは果たして・・・

懲りもせず、またまた白蛇ネタです(笑)
しつこいなあって・・・

白蛇と言えば、オイラはやはりツインギターに注目せざるを得ない訳ですが、実のところどの組合わせが最強の布陣なのでしょうねえ?コレはかなり好みが分かれるところでしょう、きっと(笑)

バーニー・マースデン、メル・ギャレー、ミッキー・ムーディー、ジョン・サイクス、エイドリアン・ヴァンデンヴァーグ、ヴィヴィアン・キャンベル、スティーヴ・ヴァイ、ウォーレン・デ・マルティーニ、ダグ・アルドリッジ、レブ・ビーチ、、、

しかし層々たるメンツですよねえ。。。あ、誰か欠けてる人がいたら教えて下さいませ(笑)

オイラは白蛇のLIVEは一度だけしか体験したことがなく、しかもエイドリアン+ウォーレンという異色(即席)コンビ、、、かなり期待していったものの、ウォーレンのいなたいスライド、控えめ過ぎるプレイっぷりに非常に落ち込んだ記憶があります(苦笑)まあ、でもLIVE自体は名曲のオンパレードで十二分に楽しめましたが。
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で、最近はWHITESNAKE最新のLIVEアルバム「LIVE In The Shadows Of The Blues」をよく聴いています。
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ギタリストはダグ・アルドリッジとレブ・ビーチですね!

デヴィッド的にはメインをダグ、サポートにレブという位置付けっぽい感じでしょうか。とはいえ、ヴィヴィアン時代の反省なのか、レブもかなり前面に出してくれてはいますが(笑)

オイラが想像するに、ダグがジョン・サイクス、エイドリアン・ヴァンデンヴァーグの担当を、レブがスティーヴ・ヴァイ、ヴィヴィアン・キャンベルの担当をというバランス加減なのかなあ、、、

ギターソロの割合はややダグが多いものの(ソロコーナーも収録されてますから)、レブもかなり弾きまくっており、レブ贔屓のオイラとしては嬉しい限り。

レスポールの野太く甘いサウンドで押せ押せのフレーズで迫るダグ。さりげなくスライド・プレイやブルージーな音使いもこなしていてビックリ。でも、やはりこの人はHM/HR系のギタリストだなあと再認識。男らしいラン奏法、強烈なピッキング・ハーモニクスなど力強い雰囲気が満載です。

一方、サーギターで得意の両手TAPからメロディアスなフレーズまで幅広い感覚で攻めるのがレブ。スタジオ系の出身だけあって、バランスの取れた音使い、懐の広さはサスガです。さりげないアーミングも印象的ですし、ロング・トーンでも良い音出してますね。後はやはり流れるようなTAPフレーズでしょう!気持ち良いことこの上なしです!

録音の定位的には、右がダグで、左がレブ。
ド頭の「Bad Boys」から両者の違いが明確で非常に面白いです。ガツガツ速弾きで攻めるダグに対し、流麗なTAPにクリケット奏法を挟みつつ、スピーディー且つインテリジェンスにキメるレブ、、、ホント素晴らしい!

オイラが印象的なのは、「Slide It In」でのダグのスライドもそうなんですが、なんといってもレブの原曲にリスペクトを込めたメロディアスさを失わずに、華麗なTAPで攻めに攻めるギターソロ。美し過ぎますねえ、気持ち良過ぎますねえ(笑)

最近、話題にしまくりの「Here I Go Again」のソロはレブが担当。エイドリアンのメロディーをしっかりなぞりつつ、最後のパートはお得意のTAPで上昇フレーズを爽快に決めています!

ディープ・パープル時代の超名曲「Burn」ではダグが暴れまくり。リッチーの激美味しいキメのソロを奏でたと思いきや、三倍速にスピードアップしてキレキレ、、、かっこええっ!しかもそのまま「Stormbringer」になだれ込みという反則技、、、シビれます!

あ、カリブの海賊、、、じゃなくて怪人“トミー・アルドリッジ”も相当オッサンなはずなのにツーバス、ビシビシ決めて頑張ってますよっ!

実はこのLIVE盤、さらにオマケが素晴らしいのです!
デヴィッド&ダグ作によるスタジオ新曲が4曲も収録されているのです!
白蛇のラスト・スタジオ作品である「RESTLESS HEART」よりも勢いのあるブルージーなHR的色合いが強く出ていてなかなか好感触です。
ダグとレブの両ギタリストも参加しており、ようやく久し振りにスタジオ作品でツイン・ギターが実現しましたね。
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王道の超名曲群のLIVEを極上のギターと共に楽しみつつ、新曲でニヤリ、ぜひともオススメしちまいます!

っていうかレブ、そろそろ本家ウインガーの方に力入れてくれよなあ~(笑)
Commented by elmar35 at 2007-07-08 17:59 x
白蛇づいてますね。(笑)
このライヴはベースが替わった後のやつでしたかね。
ダグ&レヴは最強コンビです。先に出たDVDもぜひご覧下さい!
Commented by しまうま at 2007-07-08 23:13 x
 私、DVD買っちゃいましたね。デヴィッドさんはブルースなギターが好きだから、レブの切れ味抜群のギターは合わないと思ったのかなぁ…。な〜んとなくダグの方が優遇されてました。レブも意識的なのか、ここ一発! という所以外はちょっとタッピング控えめだったような。
 ダグがこれまた、ほとんど右手使わないんだけど、もの凄いソロ弾くんですよね。そ〜んなに激しくポジション移動するわけでなし、ストレッチしてるわけでもないんですけど、かっこいいフレーズ弾く人ですねえ。
 大ヒットしたやつくらいしか聴いたことないですけど、これだけギタリストのタイプが対照的だと、本当に格好いいです。
Commented by ドイツ特派員 at 2007-07-09 23:26 x
Sorapapaさん、

最強はやっぱりムーディー・マースデンのThe Snakes...(笑)。いや冗談は措いておいて、ギタリストとしての好みはAdrianなんですよ。ただ、Vivianとのツインで来日したコンサート自体殆ど印象にないんです。やはりVandenbergでないと...。やはりJohn Sykesとなるのかも知れませんが、実はあのアルバムが突然変異みたいなもんですから、やはりムーディー・マースデンがカバさんには一番合っているかも知れません。
でもなあ、レブのクリケットは凄いなあ(ため息)。
Commented by tsuyosi1975 at 2007-07-11 20:21 x
刷くじゃ


























白蛇最強のツインギターはやはりミッキー・ムーディとバーニー・マースデンでしょ。
Commented by MASA at 2007-07-11 21:25 x
こんばんは、少し乗り遅れました、
仲間内では、「HERE I GO AGAIN」「IS THIS LOVE」のレコーディングは、カルロス・リオスだと云われてました、当時はサイクスは早弾きだけのイメージでしたから、そう考える者が多かったです。

因に、ウチの家族は『サイとカバは仲が悪い』で会話が通じます。


Commented by sorapapa227 at 2007-07-14 23:01
elmarさん
そうなんですよー。マルコじゃないんですよね、ちょっぴり残念・・・。DVDぜひチェックしてみたいです。
あ、マルコはソロアルバムでるらしいですね。リッチー・コッツェン全面参加らしいんで期待しちゃいます!
Commented by sorapapa227 at 2007-07-14 23:03
しまうまさん
やはりダグ>レブでしたかあ(笑)ダグは巧いけど、フレーズは割りとオーソドックスですもんね。
そういうところがデヴィッドは安心なのかも(笑)とはいえピッキングハーモニクスはサイクス並に極悪ですが(笑)
Commented by sorapapa227 at 2007-07-14 23:13
ドイツ特派員さん
ザ・スネイクス・・・渋過ぎっす(笑)ヨルン・ランデがね、意外にイケてるんでうよね!
そうそうやっぱヴァンデンヴァーグですよ!フライデイ・ナイトに来日でもして欲しいっ!
Commented by sorapapa227 at 2007-07-14 23:15
tsuyosi1975さん
初めまして。掃くじゃ・・・やっぱオリジナルってことでしょうかね(笑)
Commented by sorapapa227 at 2007-07-14 23:22
MASAさん
なんと、白蛇でカルロス・リオスがどの曲か弾いていたんですか?(笑)
うちの家族は白蛇どころか深紫すら知らない音楽オンチです(笑)
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by sorapapa227 | 2007-07-08 11:49 | 音楽 | Trackback | Comments(10)

音楽やギタリスト、食、サッカー、散歩など、程よくテキトーな日常日記


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