華麗なる旋律の貴公子エリックジョンソン
2005年 02月 27日
作品的には寡作だが、一枚一枚のクオリティはホント素晴らしい。あまりにもミュージシャンズミュージシャンすぎて、イマイチ知名度が広がらないのが惜しい。
オススメはなんといってもセカンドアルバム「未来への扉」イントロから多彩なギタートーンに溢れM2「遥かなるドーヴァー」でKO必至なのだ。流れるような高速フレーズに美し過ぎるテンションコード、そして何よりもギターのトーン、サウンドメイクがスゴすぎる。
一聴しただけではピンと来ないかもしれないが、聴くたびにジンワリ染みる名盤だ。ギター的にはジミヘン、レイヴォーン、ジャズ、フュージョン、カントリーなど様々な匂いが感じられる。
美形に似合う繊細なヴォーカルも、力強いロック度はゼロだが魅力的だ。
個人的にはホントに大好きだが、もう少し楽曲にキャッチーさが伴えば、一般層にもファンが増えるだろうに。
というわけで、本日のオススメはERIC JOHNSON「未来への扉」
一言で表すならば、まあ、大人なアルバムですな。
ただ、何度聴いても飽きのこないスルメ的名盤であります。
ホンモノとは彼のようなアーティストのことだろう。
ERIC JOHNSON