悲運の天才ギタリスト JASON BECKER

先日のCACOPHONYから今回はJASON BECKER(ジェイソン・ベッカー)です。
早咲きの超天才ギタリストにして悲運のギタリスト。

17歳の時にシュラプネルよりマーティー・フリードマンとの超絶ツインリードユニット、カコフォニーでデビューし驚くべき実力で世間をアッと言わせたものの、その後原因不明の病ALSに冒されてギタリストとしての生命が絶たれてしまうのです。筋肉が全く機能しなくなってしまうALSだが、ジェイソンはパソコンで作曲をし続けミュージシャンとしては未だに健在。なんとか現代医学の進歩を期待し、ぜひとも音楽シーンに戻ってきて欲しいと信じている。
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そのジェイソンの1stソロアルバム「PERPETUAL BURN」がまた素晴らしいのです。19歳の時にリリースされてるのが信じられんっ!!かなり音楽的環境に育ったジェイソン、クラシックの素養は特に強いようです。確か親父と叔父はギタリスト、母親は音楽教師だったような・・・

ギタープレイ的には正確無比のフィンガリングとピッキングが強烈。特に目まぐるしいばかりのスウィープの連続技には痺れます。ポール・ギルバートとかと違ってピッキングが強め(深め?)なのでフレーズに荒々しさもあって、それがまたカッコ良いんですね。クリーントーンでのスムーズなフレーズも素晴らしいので使い分けてるんでしょう、サスガ。

音楽的にはクラシックのベースとHM/HR、そして無二の親友にしてパートナーだったマーティの東洋音階系奇天烈フレーズなどに影響を感じられますね。

M1から泣きのギターが染みます。この人の泣きはHM/HRの泣き。決していなたいブルースの泣きではないんですけど、伝わります。グっときます。

M2のタイトル曲は怒涛の速弾きフレーズが圧巻。ここまでやられるとホント爽快。気持ちイーんですね。ただのネオクラシカルに終わらない楽曲が良いんです。

M4「AIR」はまさにクラシック。バッハのような対位法攻撃にビビる。クリーントーンでもやはり技術が素晴らしいので正確なんですね。しかし美し過ぎるこのメロディ。泣けます。

ラストM8もギターがむせび泣いていてたまりません。必聴ですね。

ALSを発病してしまう前後の音源や、打ち込みによるクラシック系の楽曲でコンパイルされた2nd「PERSPECTIVE」は涙無しでは聴けません。
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腕がほとんど動かない状態で録音された曲なんて、、、魂のような力強いギターサウンドにただただ男泣きするしかありませんっ。
またジェイソンの音楽家としての才能が花開いています。
M1「PRIMAL」のアフリカ系のリズムにまずビックリ。M2「RAIN」はジェフ・ベックのような泣きの小曲。サウンドがキテます。気合です。そしてメインのM3「END OF THE BEGINNING」!!!ジェイソンに代りマイケル・リー・ファーキンスがリードギター、スティーブ・ハンターがリズムギターを弾いてます。しかし美し過ぎます。特にマイケル・・・まるでジェイソンが乗り移ったかのような素晴らしい演奏を披露してます。うーんたまらん。っていうか泣ける。そうそうホント泣いてばっかりの作品です。M4「HIGHER」のコーラスに涙し、M5「BLUE」の渋いジェイソンにまた涙、、、とにかく、こまかい音質とか抜きにじっくり聴いて欲しいです。これこそ音楽ですね。

そしてカコフォニー解散後にジェイソンが参加したDAVID LEE ROTHの3rdアルバム「A LITTLE AIN'T ENOUGH」も忘れてはイケません。
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カコフォニー時代より一皮も二皮も剥けた大人のジェイソンが味わえます。弾くところは弾き、引くところは引くというバランスのとれたプレイに拍手。
かなりブルージーなフレーズも聴くことが出来ます。っていってもそこはジェイソン滑らかかつアグレッシブなギターは健在。
また作曲でもかなり貢献しています。彼のペンによる「IT'S SHOW TIME!」「DROP IN THE BUCKET」ともに作品のハイライトともいえる名曲です。あのデイヴが飛び跳ねる光景が目に浮かんでくる強烈シャッフルが気持ち良いです。
リズム隊はマット&グレッグのビソネット兄弟、ギターにはスティーブハンター、キーボードにはブレット・タグルと参加者も渋いけど豪華。VAI+BILLY時代の派手さはないけど、アルバムとしての完成度もかなり高いと思います。ジェイソンの別の一面をこれで知って欲しいですね。
すでにこのレコーディング最中に発病しており、座ったまま痺れのある腕で弾ききったジェイソン・・・残念ながらツアーには参加できませんでした。
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トリビュートアルバム「WARMTH IN THE WILDNESS」も興味がある方はぜひ。日本盤は豪華3枚組です。申し訳ないけど収録曲のクオリティには一喜一憂させられます(笑)ただそこそこ有名なギタリストも参加しているので、ギターマニアは要チェックかもしれません。
個人的にオススメはジェフ・コールマン率いるコスモスクアッドとゲスト陣の演奏DISC1のM4です。ヴィニー・ムーア、クリス・ポーランド、ジェフ・ワトソン、モーズ先生のバトルがハイライトですよ。他にもマティアス・エクルンドやマーティーフリードマン、ロブ・ジョンソンの演奏なんかは良かったですね。さりげなくポール・ギルバートやロン・サール、ジェイムズ・バードなんかも参加してますよ。
これでもおなかいっぱいにならない方は(笑)、オイラは未聴ですがVOL.2の方も聴いてみて下さいまし。確かVAIとかも参加してるはずです。

ジェイソンは現在も治療中だが、彼がギターを抱え、音楽の世界に復帰してくれることを本当に祈ってます。それまではこれらを何度も何度も泣きながら聴いて待ち続けますよ。
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# by sorapapa227 | 2005-10-23 00:11 | 音楽 | Comments(9)

最近の風邪って

先週末からやや風邪にさらされてます。
今回は喉ですね。
カラカラに乾いて咳きがなかなか止まらん。
熱は出ないのが救いだけど。
あ、鼻もそこそこ辛い。
ってことは耳もボーっとしてるしね。
さすがにこの週末で復活したいところ。
しかし葛根湯って意外に効かないのね。
体に合う合わないってのはあると思うけどさ。
よっぽどじゃないと。
っていうかパブロンとかルルの方が良かったかも。
ってことでオヤスミリンコ
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# by sorapapa227 | 2005-10-22 02:15 | 雑記 | Comments(0)

カルトQ限定復活

いやいや、大好きだったマニア番組「カルトQ」が一夜限定で復活しましたね。
当時、友達に教えられて見始めたらハマった、ハマった。
未だに「ギター」編とか忘れられないもんねえ。
おもろかったなあ。マニアばっかでスゴかった。
昔のビデオ見てー。
なんで録画してなかったんだよ・・・

今回のお題は「北の国から」でした。
司会者は残念ながらうじきつよしではなくフジテレビの伊藤アナ。
イマイチだなあ。
しかも解答者が芸能人だし・・・
選び抜かれたマニアな素人だったから良かったのにねえ。
フジテレビさん、しっかりしてよねー。

まあ一夜限りだし。
ホントは結構復活して欲しかったりなんかするかも。
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# by sorapapa227 | 2005-10-21 00:29 | 雑記 | Comments(4)

白線流し

あまりドラマとか見ないんです。
だけど、「北の国から」と「白線流し」だけはホント毎回楽しみでして。
ベタなとこもあるけど、いいんですよ。好きなんだから。

で、最終章となる「白線流し~夢見る頃を過ぎても」がつい先日オンエアされてまして。
HDDに落として見ましたよ。
うーむ、松本はやっぱりいいねえ、のどかな雰囲気がたまりません。

c0064706_019493.jpg園子役の酒井美紀は昔大好きだったんだけど。
松井との噂でゲンナリ。よりによって松井かよっ。ジャイアンツ苦手だし、松井も苦手だし・・・
今は長澤まさみのほうが良いです(笑)

でもドラマは良かったですね。それなりに。
優介(柏原崇)がかわそうだねえ。むくわれないねえ。
おいおい渉(長瀬智也)、その髪型どうなのよ。
っていうか、原沙知絵・・・切な過ぎるぞぉ。
慎ちゃん、相変わらずいい味だしてるねえ。
まどか(京野ことみ)のヒステリック加減・・・リアル・・・笑えねー。

昔はドラマ見て泣くなんて考えられなかったけど。
唯一「クレイマークレイマー」と「北の国から」は泣いたんだよね。
でも最近涙腺も緩くなって、今回も危なかった。
泣かなかったけど(笑)

でもなあ、もう少し続いて欲しかったなあ。
三十路の園子が見たかったよ。
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# by sorapapa227 | 2005-10-21 00:17 | 雑記 | Comments(0)

ERIC JOHNSON @渋谷O-East

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いやー、ついに行ってきましたよ。本日2005年10月12日。
エリックジョンソンを観に渋谷O-Eastまで。
待ちに待った生エリック、ニューアルバム「BLOOM」が非常に良かったので、かなり期待してました。なので張り切ってALCのTシャツ着て参戦してしまいました(笑)

ズバリ!久々の生エリックで嬉しい事も勿論なんだけど、本当に素晴らしいLIVEでしたよ。
前回の渋谷クアトロ(キャパ700人)に比べ今回のO-East(キャパ1200人)は約1.5倍位の広さだったんですけど8割位は埋まっててホっとしましたよ、正直。

とにもかくにもギターのトーンが絶妙でしたね。
開演と同時に鳴り響くストラト+マーシャルのブライトなサウンドでいきなり痺れまくり。
キラキラのクリーントーンに艶と伸びのある歪みが素晴らしいリードトーン、そして必殺の琴の音のようなハーモニクス・・・もうただただ感激。

そしてそしてあのヴォーカル・・・涙ですよ。
とてもじゃないけど51歳とは思えません。透明感のある優しい歌声は健在、驚きっす。アンビリーバボー(笑)
また髪型がマッシュルームカットでさらに若返っててびっくり。噂のヒゲは・・・なくて良かったー。

LIVEの演奏自体は、細かいことを敢えて言うとすると、確かにギターソロは若干前のめりで走り気味だったり、時にコードをハズしたりしてたけれど、はっきりいって関係ありませんっ(笑)
あのいかにもエリックな存在感のあるギターサウンドとあのヴォーカルが揃えば無敵なんです!!そうなんです!!

バックの二人も好サポートでした。ベースはALCのクリス・マレシュ、ドラムはお馴染みトミー・テイラー。エリックが時折ふらついてもこのリズム隊が屋台骨をガッチリ支えてました、拍手っ!

個人的には「YOUR SWEET EYES」が今日一番のヒットでした。あの優しいメロディとエリックのヴォーカルに酔いしれ、そして美し過ぎるギターソロにもうメロメロのうっとり。感謝、感激でしたよ~。えー曲やなあ、やっぱ。

演奏的にはエリックが楽しみながら弾いてた(ように見えた)「SUMMER JAM」が素晴らしかったですね。やはりJAMから生まれた曲だけにLIVEだと映えますねえ。

「TRIBUTE TO JERRY REED」でさりげなく難解なカントリーリックを弾ききっちゃうのはサスガの貫禄。大好きな「COLUMBIA」もサイコーだったけどキメのピッキングハーモニクスが決まらず、エリックもちょっと悔しそうでした(って見えただけです)。「SRV」も相変わらずカッコ良かったなあ。

ほんの少しばかり残念だったのは、だーい好きな「DESERT ROSE」と「CLIFFS OF DOVER」の演奏がやや粗かったことかなあ。って言っても「遥かなるドーヴァー」のイントロのチョーキングですでに悶絶だったんですけどね(笑)

本編が終了してホッとしたのか(笑)アンコールではエリックが伸び伸びと歌い、弾きまくりでかなりキテましたね。この位リラックスして演ってくれればいーのにい、なんてね。ただもうこっちの気分は最高潮に!!しかも3回も演ってくれるなんて!!!エリックー、ありがとー。
「RIGHTEOUS」なんか本当にえがったもんなー。それに「12TO12VIBE」も良い良い。そしてラストは「FRIENDS」!ぷはーたまらんぞー。もうーやっぱ最高。細かいことどーでもいーぞー。やっぱオイラはエリック大好きだー。

あ、そういえば今回は赤のストラト1本で終始通してたなあ。前回はSGとかも結構使ってたんでね。なんでだろう?しかもヴィンテージっぽくなかったなあ、リイシューものかな?でもやっぱエリックが弾くとあのトーンになるんで不思議っ。機材じゃないのよねってか。

ってことで、だらだらと書いてきましたが結局とーっても素晴らしいLIVEでしたっていうのが本日のまとめですっ(笑)
こんなことなら昨日も行っときゃ良かったなあ・・・名古屋、大阪まで追っかけて行きてー。無理だけど・・・
やっぱオイラは馬鹿野郎って位エリックのファンみたいですね(笑)
また来てねー!今度は「ZAP」やってよね(笑)
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# by sorapapa227 | 2005-10-13 00:41 | 音楽 | Comments(10)

超高速ツインリード変化球篇 CACOPHONY

RACER Xに続いて紹介したい超高速ツインリードのお二人様は、今や日本ではヴァラエティー番組にも引っ張りだこの(笑)新宿在住、妻は日本人、日本語ペラペラのマーティー・フリードマンと悲運の天才ギタリスト、ジェイソン・ベッカーです。

二人合わせてカコフォニーですよ。
またもやマイク・ヴァーニーの仕掛けた超絶ツインリードユニット。
ヴォーカルにピーター・マリノ、ドラムにシェラプネル御用達アトマ・アナーを迎え(ベースはマーティーが兼任)起動します。
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1stアルバムのタイトルがまたスゴイっす。だってその名もズバリ「SPEED METAL SYMPHONY」!まんまじゃーんって。
しかし内容は衝撃でした。まさに変化球。
高速超絶ツインリードにパワーメタル、スラッシュメタルの要素が強い音楽性っていわれると、えー、普通じゃんって思うでしょ。
いやいや、なんのなんの、カコフォニーはそこに東洋音階、エスニックフレーズ、簡単に言うと日本のうた=演歌な音使いがヘンテコリンに混ざって、奇妙だけど緊張感のある刺激的なサウンドを作り出しているんですね。

またギターのお二人さんのプレイが強力無比。演歌をこよなく愛するマーティーの摩訶不思議な中近東フレーズに唖然とし、若干17歳の天才ジェイソンのクラシカル育ちの超超超超高速フレーズに失神っす。ハーモニーも一糸乱れぬ高速ツインフレーズを連発。通常の音使いじゃないんで運指もキテレツなはずなのに・・・

オススメはなんといっても超絶悶絶インストのM4「CONCERTO」、M7「SPEED METAL SYMPHONY」でしょう。ギターのあれやこれやがこの曲で思いっきり楽しめますよ。おいしいフレーズからこんなんありーっていう反則フレーズまで盛り沢山。また二人のテクニックのスゴさも存分に味わえます。驚いちゃって下さい!!

ヴォーカルものでもM3「THE NINJA」とか(ものスゴイタイトルでしょう?)はっきりいって演歌メタルしまくってて笑えますよ。あんまりピーターのヴォーカルが好きじゃないもんで・・・。低域パワー系の歌い手さんはあんまりね、思い入れもなくて。
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2nd「GO OFF!」では、楽曲がよりコンパクトにまとまり、パワーメタル的要素が強くなってますね。ベースとドラムが加入しバンドとしての打ち出しを濃くしていってます。ただ、スタジオではドラムを現ジャーニーのスゴ腕ディーン・カストロノヴァが叩いてるんで注目ですよ。
ただどうだろうか、楽曲は個人的には前作の方が好きかも。やりたい放題やってる感が良かったのかも。今作は悪い意味で小さくまとまりすぎてて、作りこみすぎたのかもなあ。ただ、演奏の方は勿論前作以上に強烈なプレイが目白押しなんですけどね。

この後カコフォニーは解体してしまうも、マーティー、ジェイソンの二人は更にメジャーなフィールドに旅立って行きます。実力が認められたっていう証拠でしょうか。
マーティーはご存知メガデスのリードギタリストとして加入、メガデスに新たなメロディクの要素を持ち込み大活躍します。
ジェイソンはデイヴ・リー・ロスのアルバムに参加、ワールドツアーにも・・・っていう絶好の時期に不治の病魔ALSに侵され悲運の道を辿ってしまいます。

二人とも素晴らしいソロアルバムも残してますが(それは改めてってことで)、二人の原点はやはりこのカコフォニーにあるのでしょう。ぜひとも聴いて驚いて欲しいですね。っていうかかなり笑えますよー。
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# by sorapapa227 | 2005-10-10 16:58 | 音楽 | Comments(4)

超高速ツインリード直球篇 RACER X

しばらくギターものを取り上げてなかったんで久々にギターギターしたものを。
超高速ツインリードって言葉に当時即座に反応しちゃいました。
ってことでポール・ギルバート率いるレーサーXです。
ギタ吉野郎マイク・ヴァーニーの秘蔵っ子としてシェラプネルよりデビューします。
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1st「STREET LETHAL」はポールにとっても初アルバムとなる記念すべき1枚。
メンバーはポールを筆頭に、ジェフ・マーティン(Vo)、ジョン・アルディレイト(B)、ハリー・シューザー(D)の4人。名義もバンドと言いつつRACER X WITH PAUL GILBERTになってるんで。ライジングフォース方式ですね(笑)
え、ツインリードじゃないじゃんって、まあそれは置いておいて・・・(笑)

何がどうあれ注目は若干19歳のポールのギタープレイでしょう。
とにかく速い、はやい、はえ~!!
イングヴェイ直系のフレーズも多いが、スウィープ、オルタネイト、スキッピング、ライトハンド、アーミングどれをとっても激ヤバの超絶テク。
インストのM8「Y.R.O」なんかもう音符、連譜の嵐・・・はっきりいって気持ち良過ぎます(笑)

楽曲も実はポールがほぼ全曲手掛けてます。
正直楽曲の出来はフツーっていうか並々です。
いわゆるオーソドックスなHM系ですね。インギーのようなネオクラな色は意外にも少なく、ストレートなパワーコードによるヘヴィメタって感じで大袈裟な展開もないんですね。押し切ってイコっていうか。

ただ痛いのはジェフのヴォーカルかな。この人エリック・マーティンのお兄様なんだけど(後日訂正→と信じてたんだけどどうやらガセらしいです)、メタルバンドに合わせてか無理矢理ダーティーな歌い方をしてて(させられてて?)不安定かつ魅力薄なんです。ただLIVE盤はもうちょっとましなんで、やはり強制させられてたのかもね。
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そして、メンバーチェンジの上に更に強力無比になったレーサーXが作り上げたのが2ndアルバムその名も「SECOND HEAT」っす。
メンバーチェンジが劇的変化をもたらしています。勿論良い方向に。
ドラムにスコット・トラヴィス(今やメタルゴッド、ジューダス・プリーストの要ですね)、ギターにポールのGITの愛弟子(っていっても年上)ブルース・ブイエを迎えて前作以上の卓越した演奏を披露してます。

ね、ここでようやく超高速ツインリードが登場するんですね(笑)
ポールもツインリードを意識したプレイが多くてヒジョーにメロディックでスリリングですな。ハーモニーパートもたっぷりだしね。
しかし、このスピード違反っぷりは本当に尋常じゃない。二人ともこの速さでビッタリハモってくるんでねえ、危険すぎます。カッコ良過ぎますって。ってか呆れてお口アングリ状態っす。
また、スコットのタイトかつアグレッシブなツーバスが煽る煽る。ドラムに牽引されるようにギターチームが俄然張り切ってますね。強力だなー。

楽曲も前作より全然いーっす。メロディーも優れてきていて、意外にキャッチーなところもあったりしてね。またツインリードのアレンジがまた絶妙。ギター好きにはヨダレもんですよ、間違いなく。全10曲しつこいくらいギターまみれなんで、オエーってなるかもしれないけど楽しんで下さいね。オススメはポールファンにはマスト、永遠インストアンセムM3「SCARIFIED」でしょう。スコットのドラムのイントロで会場が沸きに沸く様子がはっきり浮かんじゃいます。M5、M9のキャッチーさにも驚いて欲しいかもですね。イングヴェイ系メロディーのM7もいいですし。

あ、全く触れてこなかったけどベースのジョンもBIT出身だけあってとーっても素晴らしい実力の持主ですよ。少し軽めだけどね。テクニックはものスゴイっす。確か勉強家で弁護士の資格かなんか持ってたりするはず。インテリなのですな。
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彼ら言うがもなLIVEも凄まじいです。ションベンちびっちまう位強烈です。当時のLIVE生で見てみたかったなあ。やはりワールドツアー出るほど評価されてなかったしね。LA辺りでのLIVEが中心になってたらしいからしょうがないけど。
そんなあなたはLIVE盤「LIVE-EXTREME VOLUME-」をぜひに。
スタジオ盤以上にアグレッシブでソリッドなサウンドの超高速ツインリードが楽しめちゃいます。これでギター好きといえどかなりおなかいっぱいになること間違いなし。
しばらくギターものはいいやなんて・・・思うわけがありませんっ!!!

何年か前に2ndのメンバー(ブルースはいませんが)で再結成され、スタジオアルバムを3枚リリース、より洗練されたポール流ヘヴィーメタルが楽しめます。また来日なんかも果たしLIVE盤も出してたなあ。ほんとポールってワーカホリックだこと(笑)

でもでも、何はともあれ、まずはこちらのオリジナル2枚をチェックです。
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# by sorapapa227 | 2005-10-10 15:49 | 音楽 | Comments(4)

やっぱり秋なんだなあ

夏が大好きなボクにとって秋への変わり目って結構寂しかったりします。
ハッキリ言って暑いのは全然平気です。
今年も家のエアコン稼働率ゼロで乗り切りましたっ。

といいつつも秋の雰囲気もそれはそれで趣があるんでね。
秋の味覚の魅力もあるし。紅葉も綺麗だし。
よろしかったりもするんですが。

ただただ、寒さはかなり苦手です。
ってことで冬は大嫌いだったりするんですね。
厚着するのもイヤだし。

暫く粘って昨日までは半袖で通してきたんだけど流石に寒くなってきました。
長袖を着出す=秋の始まり・・・ってことになります。ボクにとって。

まあ考えてみたら十月中旬に入るわけだし、秋を堪能するモードに切り替えて頑張っていきましょうかねえ、って気分です。
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# by sorapapa227 | 2005-10-10 13:35 | 雑記 | Comments(0)

日本プログレ界の至宝 四人囃子 その2

四人囃子は常にサウンドを変化させながら、ジャパニーズ・プログレッシブ・ロックに着実に影響を与え続けてきた重要なバンドだと思う。

中心メンバーだった森園勝敏が2nd制作後に脱退、彼らはさらに新たな道へと走り出します。
マーシャンロードという札幌のバンドで活躍していた佐藤満(Vo・G)を大抜擢し、第二期四人囃子の時代へ突入するのである。

佐藤のHR色を巧みに生かそうとしたのか、彼らは以前に比べシンプルかつストレートなプログレへとサウンドを変化させていきます。佐久間正英(B)の持つPOPさもかなり反映されていきますね。
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3rdアルバム「PRINTED JELLY」はそんな彼らがまず手始めに・・・といった作品なのだろう。森園ファンは驚いたに違いない。かなりPOPなHR色、勿論四人囃子的なプログレの匂いは随所に感じられるんだけど、サウンドがカラッとしていて相当明るい印象なんですよね。
ジャケもシンプルだが目立ちますねえ。こういうゼリエースみたいなゼリー懐かしいな。
M1「ハレソラ」はイントロから引き込まれますね。このストレートなPOP感たまりません。この作品の中では一番好きな曲ですね。
ただ、全体的にはまだ試行錯誤中なのかイマイチまとまりにかけた感じは否めません。
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そして、ボクには思い入れの強い4th「包(バオ)」へと繋がっていきます。なんせ四人囃子を初めて聴いたのがかなり変化球でこのアルバムだったのでね。(フツーはまず森園時代を聴くでしょうね)
この作品は前作から劇的な成長をした非常に重厚且つ華やかな仕上がりです。かなりカラフルでPOPです。第一期とは全く別物ですね(笑)音は勿論違うけどYESと90125みたいな変化といえば伝わるでしょうか?
楽曲もメンバー全員がそれぞれ作曲しており、バランスも良い感じ。
佐藤も良い意味でバンドに慣れたのか押し引きのあるギタープレイをしており、インパクトあるフレーズを叩き出しています。キーボードとの掛け合いなど聴き応えが十二分にありますよ!!時折ガツンとギターオーケストレーションをかましたりして、ギター小僧っぷりもアピール、はっきりいってギターファンにはたまりませんね。ツボをくすぐられること請け合い。
オススメはM1、M6、M9あたりかなあ。なぜか佐久間の楽曲ばかりだ。このPOPさと緊張感の同居が最高ですね。やっぱ売れっ子プロデューサーになる器は若かりし頃も伊達ではなかったってことなんでしょう(笑)
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ここで彼らを襲った危機、坂下秀実(K)が脱退、実質三人囃子になってしまうんですね。GENESIS状態だよ(笑)
ただ彼らは怯まなかった。佐久間が完全にリーダーシップをとりコンセプトアルバム「NEO-N」を完成させてしまうのだ。
時代なのかニューウェイブ、テクノ、エレクトロポップなニュアンスがかなり強い。それが逆に新鮮だし、プログレっぽさを助長している気がする。インストが挟み込まれかなりコンセプチュアルな作り込みがキテますね。楽曲もヒネリが効いており、変拍子なども多用されてて・・・良いんですよー。佐藤のギターも暴れてます。カックイー!
のっけのM1でヤラれますね。この緊張感あるイントロ、気持ち良い位楽曲にフィットした変拍子、そしてPOPなメロと言う事ナスです。M3も良いですね。そして一番のオススメはM6「NEO POLIS」!とにかくサイコー。爽快なPOPさにドラマティックな展開が広がっていく緻密な構成、ギターと鍵盤の高揚感たるや・・・涙涙。いやあ、やっぱこの曲いーわー。カンペキっ!パーフェクトォ!激気持ちイーっ!!

残念ながらこの後彼らは活動休止となってしまうんですね。しばらくして佐久間、岡井、坂下ってメンツで一時的に再結成されますが、個人的にはその再結成アルバム「DANCE」はあまり好きじゃないっす。また、つい最近になってオリジナルメンバーでLIVE中心の活動でまた復活しますけど(当然LIVE行きましたよー)

森園在籍時の第一期、佐藤の第二期それぞれサウンド、ニュアンスは異なるけれどどちらも味があって大好きなんです。ぜひそれぞれチェックしてみて欲しいです。プログレの持つ難解なイメージは捨てて頂いて。結構ポップなんですよ。ギター含め演奏陣の実力も素晴らしいし。いつもと同様(笑)超オススメ宣言しちゃいます。

彼らの魅力はアルバムと同じくLIVEにもあると思うので次は(しつこい・・・?)LIVE盤を紹介しましょうかねー。
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# by sorapapa227 | 2005-10-09 16:06 | 音楽 | Comments(0)

CDは株券ではない

bounce.comに月刊で連載されていた、天才SAX奏者にして文筆家の菊地成孔(きくちなるよし)氏のコラムがついに本になりました。
題して「CDは株券ではない」
めでたしめでたし。
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ってことで、大好きだったこの連載が出版されたんだから勿論早速購入。
これが改めてね、面白いのよ。
J-POPをほとんどというか全く聴かない菊地氏が旬のJ-POPヒット曲を毎月3曲試聴、研究し、1ヵ月後の売り上げ枚数を予想するというナイスな企画。

言いたい放題だが、かなり的を得ている文章がキワドイけどツボ。この人の文章はホント巧くて刺激的。音楽家的分析も非常に読んでて楽しいことこの上なし。

ボクの大好きな近田春夫(「考えるヒット」もおもろいですよっ!!)との対談などもあって盛り沢山ですなあ。

こういった音楽分析本って以前から結構好きなんです。
しかもフラットに意見をしているやつがね。
余りに誉めてるだけのだと逆に信憑性にかけるじゃないすか。
なので、前述の近田氏の「考えるヒット」も勿論大好きなんですね。
亀田誠治氏のはまあまあだったかなあ。

で、今回の菊地氏のものなんだけど、やっぱこの人、めちゃ文才がある。
読んでてとにかく楽しすぎるからね。電車で思わず吹き出しそうになって困った困った(笑)

簡単に読めるけど、グサリとくるんで、ぜひぜひチェックしてみてくださいね。
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# by sorapapa227 | 2005-10-09 01:31 | | Comments(0)


大好きな音楽やギタリスト、食、サッカーなど、程よくテキトーな日常日記


by sorapapa227

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