モーズ先生からも聖夜にピッタリの贈り物
2010年 12月 23日
サラ・スペンサーなる女性ヴォーカリストとのデュオ・アルバムですよ。
その名もエンジェルファイア(ANGELFIRE)。
しかし、アコースティックなサウンドにエンジェル・ヴォイスが美しいこの作品には、あまり似合わないアーティスト表記だなあ(笑)
輸入盤はやや前から発売されていたものの、入手出来てなくて、、、国内盤が発売されて助かりました。
まだ余り聴けてないのですが、やはりモーズ先生ならではの美しいメロディ・ラインは健在。ヴォーカルもののライティング・センスもサスガです。
ヴァスカリーノであろうエレガットの荘厳な響きが心に染み渡ります。サラの透明感あるエンジェル・ヴォイスとの相性は抜群で、聖夜に相応しい作品ではないでしょうか。
カントリー、ブルーグラス、ケルト、アイリッシュなどモーズ先生の広過ぎる音楽性の引き出しから抽出される楽曲、メロ、アレンジも秀逸で心地良過ぎです。
全体的にはアコースティカルなサウンドですが、エレキギターも要所要所で活躍していて、まさにモーズ先生節のギターソロが味わえるのも嬉しい限り。
さりげなくリズム隊がモーズ・バンドのデイヴ・ラルー&ヴァン・ロメインってのもツボ。
さあ、今週はコイツを聴き捲りましょうかねえ。先生からの大切な贈り物ですし。
これなら我が家でBGMに流していても文句は言われないかと思われます(笑)
穏やかな気分になりたい時には絶品の1枚ではないでしょうか?
言うまでもなく、モーズ・フリークにとってはマスト・アイテムでっせ(笑)
そうそう、サスガにエンジェルファイアの動画は見つからなかったので、モーズ先生のエレガットによる素晴らしく優雅な演奏をお届けしますね。
特に「PICTURE THIS」はコンピにしか収録されてない貴重音源ですから必見ですぞ。バッハの「主よ人の望みよ喜びよ」もいいですなあ。
しかし、巧いし美し過ぎるエレガットによるメロディ。いやあ、モーズ先生のファンやっててホントに良かったと思わせてくれる名演ですな。
ああ、ソロ、SMB、ドレッグスのどれかで来日して欲しい気持ちは変わりませぬ。夢よ現実になりますように。
・・やっぱ、マストですか。
ハイ、elmar35さんには勿論マストですよ(笑)
ただ、テクニカルさやスリリングさは微塵もなくたゆたく流れる美しきアコースティックなイメージですね。
落ち着きますよ。
でも、さりげないギター・フレーズに耳は奪われてしまいますが(笑)
こちらこそ今年もヨロシクでございます。
エンジェルファイアは和みますよ~。
派手さもスリリングさも全くないんですけど、優しいメロディと美しいアコギ、エレガットのサウンド、そして何よりサラの透明な歌声が素晴らしいっす。