究極トリオ THE ARISTOCRATS
2011年 11月 19日
豪華テクニシャンによる究極トリオ、THE ARISTOCRATSのアルバムのお話です。
参加ミュージシャンは驚きの3人。
■ガスリー・ゴーヴァン GUTHRIE GOVAN (G)
■ブライアン・ベラー BRYAN BELLER (B)
■マルコ・ミネマン MARCO MINNEMANN (D)
全編インストによる壮絶なロック・チューンにただ、ただ脱帽っす。
全員スゴ過ぎるっす。
ガスリーはブルージーなフレーズやいつも以上にロッキンなフレーズも連発していて懐の広さを更に拡張。
勿論、お口アングリの超絶シュレッド・プレイもたっぷり楽しめますのでご安心を。
レガートやスライドを駆使してで歌うリックなんかも気持ち良いし。今回は結構ね、泣きのロング・トーンなんかも。クリーントーンによる速弾きも爽快だし。ワウもお手の物。
いやあ、とにかく巧いね、彼は。巧過ぎるっちゅうねん(笑)
後は、マルコ・ミネマンの人間味溢れるテクニカルなドラミングも大好き。
機械的な雰囲気ではなく、テクニックと味が融合したかのようなスティックさばき。しかも超絶。マイク・マンジーニより全然イケてるぞー(笑)
ああ、ドリーム・シアターでの彼も見たかったなあ(涙)
ブライアン・ベラーって今迄あんまり注意して聴いて来なかったけど、こんなにブリブリ弾く人だったんですね。
ワウ踏んでウネリあるフレージング咬ましたり、なんか新鮮でした。
しかし、聴き込んでこそなアルバムですな。
基本はロック・インストなんでしょうが、ハネたり、フュージョンちっくになったり、ブルージーになったり、もうジャンル分けが意味を成さない、超クールなインストですよ。
時にプログレっぽさやザッパな雰囲気も見え隠れ。
ギター・キッズは勿論のことロック好きには聴いて欲しい作品です。
大人な雰囲気はあるけど、一度お試しあれ。
ただ、弾けるだけじゃあダメなんですよ(笑)それを、音楽、楽曲に生かせてこそ新の一流。
なんて、偉そうなこと言える立場じゃないけど、それ位このトリオの素晴らしさを買っている訳です。
ようつべから拾って来ましたのでまずはコイツでご確認をっ!
お忍び来日公演を体験出来なくて、涙だったので、是非再来日を!!
ゴーヴァン師をサウンドメーキングでの師匠として崇めております。
EroticCakesも聴きましたが、まだよく分らんです。
おおっと!サスガの高速チェック(笑)
ビックリしますよね、このトリオ。
ガスリーのソロ作品含め聴き込みが必要な感じっす。
しかし、この雑多な音楽性、、、凄過ぎ。
LIVE見たいっす。