QUEENその5

QUEENの過渡期的作品であり、オイラの思い入れもとても強いのが5thアルバム「A DAY AT THE RACES(華麗なるレース)」です。
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前作「オペラ座の夜」の大ヒットもあり、流れは踏襲したニュアンスです。ジャケも対になっているし。楽曲の振り幅もヒジョーに広く、豊富です。初期のHR色がやや薄れかなりPOP色が強くなってきているのも特徴ですね。一般にも広く知られていく後の彼らの原点にもなる作品ではないでしょうか。

個人的にはM4「ミリオネア・ワルツ」で決まりっ!!こんな曲を演れるのはQUEENだけでしょう。ディズニーランドで流れてもおかしくない優しいワルツが最高っす。ブライアンの一人オーケストラはただただ感動のフレーズを連発。ちびっちまいます。ジョンのベースもいい味出してるし。途中で急にハードロックになっちゃうところもご愛嬌、笑えますよ。

フレディーのペンによる楽曲の完成度は本当に素晴らしいです。M2なんかしっとりと胸に響きますし、M8はPOPなんだけど何故か切ないし・・・そしてそして誰もが知ってるM6「SOMEBODY TO LOVE(愛に全てを)」はコンパクトだがかなり密度の濃ゆい名実ともに彼らの代表曲。

勿論ブライアンのロックンロールM1も重要作品だし、ジョンのM5なんかは彼のPOPSへの造詣を伺わせる佳曲ですね。

日本への愛情を込めてサビを日本語で歌うというかなりインパクトなM9「手をとりあって」も忘れちゃあダメですね。

しかしこのアルバムは一見バラバラのように見えるが、ハードロックをベースにしてきた時代からよりコンテンポラリーなポップスへ向かう過渡期的な作品であり、よくよく聴いてみると“POP”というキーワードで全てまとまっているように思われるんです。
まあでもオイラはM4を聴きたいがためにしょっちゅうCDトレイに乗っけてしまうんですけど・・・
Tracked from 以下、余話として。 at 2005-10-18 17:21
タイトル : A Day at the Races
日程的&金銭的に半ばあきらめていたQueen+Pの来日コンサートへ行くことを決定してから、聴いた初めての彼らのアルバムはこれでした。 車の中で聴いたんだけど「Long Away」のブライアン・メイの声でなんだかこみあげて来てしまいました。(泣いてはいないけどね)この「Long Away」は演らないのかなぁ?「'39」もいいけど「Long Away」も聴いてみたいな、あまりライブではしてない曲のはずだから。あっ、でも定番「'39」が聴けないのもかなりへこむな。こういう機会だからブライアン・メイがヴ...... more
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by sorapapa227 | 2005-09-05 09:39 | 音楽 | Trackback(1) | Comments(0)

音楽やギタリスト、食、サッカー、散歩など、程よくテキトーな日常日記


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