極上とはコレっ!ERIC JOHNSON LIVE盤!!
2005年 11月 12日
えっ、何がって?
ふふふ、エリック・ジョンソンのLIVEのCD&DVDがリリースされるって事をですよーっ!!
しかも、その音源はなんとエリックが油の乗り切っていた(今も最高だけどね~)1988年の演奏だってコトで。ってことは「TONES」発売して「AH VIA MUSICOM」が出る前の一番成熟してた時じゃないすかー。
タイトルはズバリ「live from austintx」!!
聴きたい聴きたいよー!見たい見たいよー!
でもね、恥ずかしい話、ネット購入ってしたことなかったんすよ、今まで。店をくまなく探して掘り出し物を見つけたいタイプつまり、オールドタイプだったんで(笑)
ただ今回は店じゃ買えなさそうということを察知してgwさんのまねっこピーナッツでHMVのネットで購入してみました。したら・・・1週間足らずでまずCDが届きました(嬉)
いやー、もう何度繰り返して聴いたかわからないけど・・・
はっきり言ってサイコーです。最高過ぎます。言葉を失います。
極上のエリックが楽しめちゃいますよ、本当に。
先日の来日の時の雑音(敢えてそういう表現をしておきますが)なんか、どこぞ吹く風。やっぱベストなエリックは非の打ち所がないっす。
確かにジャケットの王子ルックはちょいとお恥ずかしいが(笑)
また、音質もなかなかどうしてGOODですよ!
EJファンはマスト中のマスト。ギターファンもマスト。とにかくマストなんですねっ!!!
収録曲も「トーンズ」「未来への扉」をメインにジミヘンのカヴァー含め貴重な楽曲の数々・・・すでに感想を書く前に興奮で涙しそう・・・(泣)
リズム隊はエリックチームお馴染み、ベースにカイル・ブロック、ドラムに先日の来日でも一緒だったトミー・テイラーですね。
M1「RIGHTEOUS」からトバしてます。明らかにこの日のエリックはキレてます。インプロヴァイズのフレーズで彼の調子は判断しやすいのですが、もうキレキレです。素晴らしいっ!キラキラなテンションコードも良いし、ワウを踏んでの流麗なソロにはもう脱帽。
M2「LOVE OR CONFUSION」はジミヘンのカヴァー。選曲がまたね、渋いですよっ!1stのしかもこの曲かいって。ジミフリークだなあ(笑)しかし、これだけクセのある楽曲がエリックが演るとエリックの曲に変身してしまうんです。このバッキングにこのヴォーカル、まさにザッツEJ!天国のジミもそう思ってるのではないでしょうか。
M3「STEEVE'S BOOGIE」のハネ具合のいいこといいこと。複雑なカントリーリックをいとも簡単にしかも優雅に弾ききってしまてます。楽しいなあ。痺れるなあ。アルバムヴァージョンよりも良いかも。
そして待ってました「TONES」の中でもかなり好きだった曲がM4「TRAIL OF TEARS」ですよ!もう極上の仕上がり。エリックのヴォーカルがもう表情豊かで良過ぎます。ギターのサウンド、フレーズも最高です。オブリからして激ヤバ。この完成度ははっきりいってアルバムより全然いいです。勢いがあるからね。どっちかというとアルバムの方は綺麗に収まっている感じなんで。この攻撃的な雰囲気ヤバイです。またね、ソロは涙ですね。それにトミー(かな?)コーラスが良いのよー。絶品DEATH!!
次がまたね、オムニバス盤「GUITAR SPEAK」に収録されてた佳曲M5「WESTERN FLYER」!ジミヘン風のリフに必殺エリック的メロディーが組み合わさった印象深いインストですね。ロングトーンのサスティーンが最高です。なんて深みのあるトーンなんだろう。ジンワリ染み入りますね。
M6「EAST WES」でしっとりと涙しましょう。エリックはクリーントーンも絶妙なんです。お手本なんです。コードワークが美しすぎる。もう泣くしかないなあ・・・
M7「CW」はカイルのベースソロでひと休み。かわいいメロで休憩なのですな。
M8「CAMEL'S NIGHT OUT」はまさにインプロヴァイズの出来で左右される難曲。やっぱりこの日は明らかに調子が良いです。アルバム「ヴィーナスアイル」とは違うフレーズが盛りだくさんでテンション上がりますね。奔放に弾きまくるEJが眩しい。カッコ良過ぎ。流れるような上昇フレーズとかもう痛快です。うっとり。
で、で、来ましたよgwさんっ!M9「EMERALD EYES」!「TONES」収録のしっとりとした美曲なのにやっぱり興奮してしまって・・・鼻血でそう(笑)もう表現できない位美しい、エンディングソロの途中でエフェクターを切り替えるんだけどコレが何故かツボ。ラストの上昇フレーズはもうオイラには効き過ぎてたまりません。ゴメンなさい(笑)
みなさーん、ついに待望のM10「遥かなるドーヴァー」ですよー。
ん、ん、イントロからなんか聴き覚えあるぞっ。なんだなんだ???うわーこれってもしやオムニバス「GUITAR PRACTICING MUSICIANSⅡ」の音源と一緒じゃないのかー???
確かにアレは最高の出来だったしなー。タイムの6'13は全く同じだ。例のオムニバス盤を取り出してみると・・・なぬ!austin!やっぱおんなじだー。
でもね。いーんです。こんときのエリック最高だから、本当に。ややテンポの速いこの曲ももう文句なしに特上。最後のシメも素晴らしい。やっぱLIVEから消えてもらっちゃダメですよねgwさん!
M11は来ましたよまたまた。超好きな「DESERT ROSE」!イントロで走り気味になっちゃうエリックの気合が好き。いやー、えー曲やのお。ソロもクール!スゴイ!やりたい放題のスポンテイニアスなフレーズが説得力を持ってるんだよなあ。
もう止まりません。M12「ZAP」!はっきりいってハイライトでしょー。もうイキっぱなしです。エリックも流れるように弾きまくり。素晴らしすぎる仕上がり。ピッキングハーモニクスもバッチリだしねー。このグルーヴはヤバすぎますぅ。切れ味鋭すぎっ!ホントヤバイ、ヤバすぎる。リズム隊もこの日はエリックのハイパーテンションに引っ張られてるね。
ラストはまた渋々のジミヘンカヴァー「ARE YOU EXPERIENCED」何度も言うけどこんなクセのある曲がEJ節のゆったりした美曲に変身するんです。シメはゆーったり、きーっちり。
もうやばすぎて何も考えずに文章を思うがままに書いてしまいました。でもね、言いたいコトはただ一つ。このLIVE盤は聴かなきゃまずい。EJファン、ギターフリーク、いや、ROCKファンまでもマストと言って差し支えないでしょう。こんなに美しいLIVE盤そうそうありませんよ。
正直、聴くまではどんなもんかなーって不安でした。以前エリックのオフィシャル盤か海賊盤かわかんないけど「BEFORE THE FIRST ONE」っていうLIVE音源を聴いてちょっとガッカリした経験があるからなあ。それは勿論かなり音質が悪いのも起因してるんだけど、明らかにエリックも調子がイマイチでね、ちょっと聴くのに耐えないところもしばしあったんで・・・とはいえ貴重な楽曲が収録されてることは事実なんで一応CDラックにキープはしてるんだけど・・・
でもね、今回は二重丸。いや、300点満点です。皆さん必ず聴いてくださいね=。ホント、冗談じゃなく皆さんのマストアイテムですからねっ。あしからず。
ラストのライブはブートっすね。実はあっしは未聴っす。かなりヤバイ内容であることは知ってたのですが、やっぱりそうでしたか。先日、ヤフオクで3万円近い値で落札されてましたよ。ビックリ! えっ? あっしですか? 3000円までしか出す気はなかったっす(笑)。
さあ、もう一回レビュー読み直そうっと(笑)。
どもども。ビール飲みつつ、CD聴きながら文章書いてたんで・・・いやあー思わず力がいや感情が入ってしまいましたねえ(笑)とにかくヤバイっす。しばらくさらに聴きまくることになりそうですよー。
やっぱ例のヤツはブートでしたか・・・音質も内容もちょっととゆうかかなり寂しい感じなんでオススメはしません。ただ、このアルバムでしか聴けない曲があるのが救いかなー、いやどうかな・・・(苦笑)でも、僕コレ普通にHMVの新宿店(だったような)で¥1.980位で仕入れたんですよ。普通の店だったから余計にブートだと思わなかったんですけどね・・・オフィシャルブートかななんて勘違いしてました。
それはそうとgwさんの記事UP待ち遠しいですよー(笑)
ちなみに、この前Austinに出張で行って「Austin City Limits」のTシャツを買ってきた親父ミーハーは私です。