クリスマスもギター三昧 その2
2005年 12月 18日
というわけ(?)でまたまたSTEVE VAI監修のギターインストによるクリスマスアルバム「Merry Axemas vol.2」ですね。
前作同様に有名ギタリスト(今回はベーシストも)達による素晴らしい共演が楽しめる好企画ですね。vol.2だからってナメてはいけませぬ。今回の参加者も負けず劣らず豪華布陣ですからね。まあ個人的には前作の方が好きなんですけどー(笑)
まずM1はルークことSTEVE LUKATHERですね。サイモン・フィリップスのドラムに呼応するかのように、ハードフュージョン風にアッパーに料理してます。この人はエフェクト痩せしないんだよねギターサウンドが。あんなラック積んでるのにさ(笑)洗練されたフレーズはサスガ。このコード感もスタジオミュージシャン的センスを感じてしまいます。
M2はJOURNEYとしてもエンジンが掛かりだしたNEAL SCHONですね。相棒ジョナサン・ケインの鍵盤をバックに優雅かつメロディックに歌い上げてます。かなりクリーンな音色で歪みもマイルド。一音一音大事に弾く様はSANTANA~JOURNEY初期には考えられない風格かも。
M3は出ましたテクニカルな遊び心を持つSTEVE STEVENSですね。お得意のアコギ(フラメンコ風フレーズがまたよいんですわ)による静かで切ないアレンジから始まり、突如としてロックンロールギターが暴れだす展開はやはりこの人ならでは。相変わらずの光線銃+ピックアップ技やオリジナリティ溢れる(ワンパターンとも言うが)必殺フレーズも後半部にたくさん飛び出し、「またかよー」と思いながらも楽しんじゃうんですねえ(笑)
M4はオイラの大好きな「そりすべり」をSTU HAMMが軽快にベースソロで演じてくれてます。この人はどんなフレーズを弾いてもなんだか明るいんだよね。キャラかなあ(笑)
M5はこのアルバムイチ押しのTREVOR RABINですね。90125で賛否両論を浴びた彼ですが、ソロアルバムのマルチぶり、メロディーメーカーとしてのセンスは間違いなく非凡なものを持っています。今回のアレンジの妙も彼ならでは。繊細なアコギに優しく伸びやかに弾きあげるエレキフレーズは説得力が抜群。弾きまくりで攻撃的な部分も見せつつ、やはりロマンティックに決めてくれるところはね、サスガですねえ。
M6は野獣ZAKK WYLDEが珍しくアコギでメロウな「ホワイト・クリスマス」を披露。優しく繊細な音色は彼の天使の部分でしょう。アルペジオのバッキングが美しいです。時折豪快な速弾きを盛り込みらしさもチラ見せ。
M7は貴公子JOHN SYKESがマルコ・メンドーサのフレットレスベースをバックに極太なサウンドを聴かせまくり。しかしヴィブラートは相変わらずの威力だし、ピッキングハーモニクスは極悪だしね。どんなに優しいフレーズを弾いてもヘヴィメタになっちゃうこの人、やっぱ好きなんです(笑)
M8はROBIN TROWERが渋く決めてます。ギター本体が鳴ってる様なナチュラルな歪みが非常に心地良いです。泣いてますね。
お次のM9はAL DI MEOLA様ですね。いかにも彼らしいラテンフュージョンなアレンジの中OVATION(と思われる)アコギの音色が切なくも心地良く駆け巡ります。ハーモニーの付け方も独特だしなあ。クールに決めてくれてますね。
ラストはTED NUGENTが豪快かつ奔放にヘヴィーなロックンロールでクリスマスを楽しく盛り上げて締めてくれてますね。ピッキングハーモニクスが気持ち良いのよ。単純明快なバッキングも勢いを加速させてて痛快。やはりロックンロールはこうでないと!お手本ですね。ペンタソロも暴れんばかりの激しさで決めちゃってます!
と、怒涛の全10曲。前作に比べるとこちらの方がアッパーなクリスマスって感じかも。楽しくいきましょうって。しかし、こうも様々なギターをクリスマスソングで味わえてしまうなんて幸せだと思いません?(笑)vol.1をじっくり聴いて涙しつつ、こちらでアゲて下さいね!
昨日の続きです。Vol.2です。Vai師は弾いてません・・残念! #1.STEVE LUKATHER“The Christmas Song”: 5年後に自分のやつ(SantaMental)でスローバージョンやってますね。これはこれでSimonPhillipsのバックで気持ちいい感じです。 #2.NEAL SCHON“O Come,O Come Emmanuel”: JonathanCainとのデュオです。Nealはほんとにまじめなギターを弾く人です。いつも真っ向勝負で気持ちいい音出してますね。 ...... more
私もvol.1聴いてから やっとこっちも聴きましたよ。
確かに面子もvo.1に負けず劣らず豪華ですね。
まぁ皆さん同様vol.1のほうが圧倒的に聴いてる回数多いですが…
しかしJohn Sykesのアレンジにはある意味笑ってしまいましたよー
クリスマス・ソングちゃうやん!
しょっぱなからお得意の泣きビブラートの連発で
ハッピーじゃなくて なんか悲しくなってきちゃいましたもん。
サイクスファンにはあれがまたたまらんのやろうな・・・
私もバンドいたサイクスは好きですが
これ、アルバムの中ではかなり浮いているような気がします(汗)
こん中では、ルカサーのが1番好きかな?
そうなんですよね、vol.1に圧倒されてなかなかこっちには手伸ばしずらかったです(笑)
でもね、結構イケてるんですよ。ROCK色は強いですが、なかなかの好盤なので、冬が終わる前というか、今週中に聴きましょう(笑)なんてね。
どうもです。確かにジョン・サイクスは張り切ってて笑いありですね。でもある意味オリジナリティー感じたりもして微笑ましかったりします。
これもTBさせてもらおう・・度々失礼しました!
こちらもTBありがとさんです。ルークいいっすよね。これ位弾いてくれると嬉しい限り。となると、ルークサンタの「サンタメンタル」の記事もアップせねばいかんとですかね(笑)