あけましておめでとうございます!

あけましておめでとうございます!

昨夜というか今朝方戻ってきました、カミさんの実家から。
いやあ参りました、東名の事故渋滞、、、6km、25分なんて表示は嘘八百、、、しっかり渋滞抜けるのに1時間半はかかりましたよ、トホホです。。。

まあ、それはそうと残念ながら今日(というか昨日になるのか、、、)から仕事始めってこともあり、そろそろ2007年に向けてエンジンかけねばって感じですねえ。気合入れていきましょうかな、似合わんけど(笑)

ズバリ、今年の目標は「初心忘れるべからず」です。
たった今ノリで決めました(笑)
初志貫徹、初めての気持ちを思い出しながら、今にいかしていこうということで。

というわけで、今回はガツンと原点回帰の音楽ネタというかギターネタで行こうと思います!
本年度一発目の記事ですしね!

オイラが最も敬愛して止まないギタリスト、そして、このブログを始める(そして継続する)にあたり触れない訳には行かない方々、つまり、、、

STEVE MORSE(スティーヴ・モーズ)先生
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ERIC JOHNSON(エリック・ジョンソン)王子
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のお二方です!

実は、意外にも彼らの記事が少ないことに今更ながら気付きました。啓蒙度が高過ぎてなかなか簡単に語りにくいんですよねえ、この気持ちgwさんはわかってくれるはず(笑)

なので、久し振りに御大お二人についてほんのり触れてみたいなと、正月ですし(笑)

今回は彼らの客演(勿論ギターでですよっ!)におけるオイラのオススメをちょろっと紹介してみようかなと。

まずはモーズ先生ですが、、、この3曲です!
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①「WAIT UNTIL TOMORROW」from「SCHEMER DREAMER」by STEVE WALSH

カンサスのリードヴォーカル、スティーヴ・ウォルッシュの初ソロアルバムですね。後にモーズ先生が再結成カンサスに参加するきっかけの一つにもなったと言われている名演がここで聴けますぞ。
初期DIXIE DREGSまんまの乾いたソリッドなトーンで攻めまくりです。明らかに例の改造テレキャス(5ピックアップのヤツ)のサウンドでしょう。かなりアタッキー且つロッキンなフレーズで勝負しているのですが、時折みせるカントリー魂がまた嬉しいっす。
しかし、余りサスティーンがないため、チョーキングなどに少し若く青い男気、生々しさを感じてしまいます(笑)
例の伸びやかな細かいビブラートはまだほとんど聴けず、先生のより大胆なロック魂を味わえる貴重な演奏ではないでしょうか。

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②「HEADED FOR NOWHERE」from「SURVEILLANCE」by TRIUMPH

リック・エメット率いる(っていったらギル・ムーアは怒るだろうなきっと/笑)カナディアンHRバンド、トライアンフの作品で先生とリックの燃えるようなギターバトルが楽しめます、はっきり言って全ギターファンいやHRファン必聴です!(笑)
お得意のクロマチックスケール、フルピッキングの速弾きという激熱プレイでグイグイ迫る先生に対し、スムーズなフィンガリングで(想像)流麗かつメロディックにスマートに決めるリック、、、もうガチンコの涙もんです。
二人のチョーキングのハモリを聴いた瞬間に腰が砕けます(笑)
しかし、こういうガップリ四つのギターバトルは緊張感が張り詰めてて本当に聴き応えがありますな。名演というより名対決かな(笑)
余談ですが、SMBの名盤「SOUTHERN STEEL」収録のM1「CUT TO THE CHASE」におけるジェフ・ワトソンのタコ足奏法と先生の猛烈オルタネイト奏法との熱い闘いも素晴らしいのでこちらもぜひに。

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③「YOU OFFERED ONLY PARABOLAS」from「THONK」by MICHAEL MANRING

達人ベーシスト、マイケル・マンリングのアルバムでは、珍しくフュージョン風フレーズ満載の先生が楽しめます。この音使いはなかなかレアです(笑)
なんてったって、ややアウトしていく感じのフレーズもあるくらいですからね。。。伸びやかなトーンはやはり先生なんですが。
ソロに入るともういつもの先生に早戻り(笑)先生節が奔放に駆け巡ります。しかしロングトーンでのビブラートは何時聴いても気持ち良いっす。速弾きで畳み掛ける部分もクールですが、歌い上げるメロディックなフレーズが特筆すべきでしょう。うん、やっぱ先生最高っ!
因みにドラムは名手スティーヴ・スミスですぞ。

続きましてはEJ王子です!この3曲でどうぞ!
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①「MINSTREL GIGOLO」from「CHRISTOPHER CROSS」by CHRISTOPHER CROSS

まずは、クリストファー・クロスの名盤での若き王子のギターソロです。アランホー大先生も注目したと言う噂のこの名演。ゆったりとした曲調に逆らわず、流れるようなソロが美し過ぎます。優しく甘いトーンは王子の原点でのプレイにおいても健在、素晴らしい。また、例のピッキングハーモニクスがまた染みます。完全にいききってはいない感じが(ミストーンだろうけど)またね、グサっと来るんですよ。
しかし、このトーンにこのフレーズ、、、やはりオリジナリティーを感じさせますね、もうただ感嘆のため息です。

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②「LONE STAR」from「THE URGE」by STUART HAMM

続いては、これまた王子の珍しくハードロッキンなプレイが味わえる名曲です。
明るいバカテクベーシスト、スチュ・ハムのソロアルバムですね。
トーンは明らかにいつもの王子なんですが、思いっきりワウを使用したり、激しいグリスや、ランディー・ローズばりの必殺の上昇トリルなど、HRの王道フレーズが盛り沢山で、王子らしくなく少し微笑ましいです。
でもね、やっぱカッコええんですわ。特に王子度全開の後半でのプレイがたまりません。
心もちサウンドも太めで頑張っていて、フレーズ含め男っぽさが溢れていて、王子の新たな側面が垣間見えるような気がします。
それにしても、スチュのプレイも激ヤバですね。これベースかよーって(笑)
あ、これもドラムはスティーヴ・スミス氏です。巧いのよねこの人も。

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③「THE GOOD THE SAD AND THE UGLY」from「MORE TO LIFE THAN THIS」by MIKE TRAMP

gwさんに教えてもらった王子の名演中の名演がコレ!元ホワイト・ライオン(懐かしいでしょ!)のマイク・トランプのソロアルバムです。
3拍子(というか6/8になるのかな?)のゆったりしたバラードに、力強くも優しく艶やかなトーンで歌い上げる王子のギター、、、これ聴いて涙しない日はありません(ちょっぴりおおげさかな/笑)。
音数は抑え目で、あくまで楽曲に合わせ、ゆっくりとメロディックに紡いでいくフレーズがもうたまらんっ、、、メインメロがリフレインされるに連れて、異常なまでに高揚していくこの気持ち、どうすればいいんだーーーーっ。
これは語るより、聴いてもらうに限りまっせ!
王子ファンならずともメロハーファン(特にバラード好き)、ギターファンはとにかく必聴の名曲ですぞ。

ぷはーっ。。。

新年早々長くなりましたが、最後にもう一つだけ!
オイラが敬愛するこの二人が(今のところ)唯一の共演を果たした幻の名曲をっ!
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「DISTANT STAR」from「STAND UP」by STEVE MORSE BAND

ヴォーカルは勿論王子!
先生のアグレッシブなギターと王子の気品溢れる流麗なギターを同時にお楽しみ下さいませ。
この曲も解説不要でしょう、、、ただただ耳を傾けて欲しいのです。

ああ、先生と王子のガチンコのアルバムが聴きたい!
仲良しなんだからさあ、お元気なうちにぜひとも実現させて下さいまし。
アコースティックものでも構いません。。。
夢かなった際には、gwさんとオイラでアルバムを買い占め、ヒットチャートトップ10に送り込むことをここに約束致します(嘘)

とまあ、相変わらずこんなギタリスト三昧なオイラですが、みなさん改めまして今年もヨロシクお願いしますです!
Commented by しまうま at 2007-01-04 10:56 x
 マイケル・マンリング、持ってます! プログレっぽくてかっこいいアルバムでしたよね。エリック・ジョンソンもそうですが、聴けば彼らがプレイしていることが一発で分かるところがいいですね。
Commented by sorapapa227 at 2007-01-04 12:36
しまうまさん
どうもです!
あの重厚なアルバムが何故かウィンダム・ヒルからリリースされているというねえ。
やはりオリジナルな音を持っているギタリストは強いですよね!
Commented by elmar35 at 2007-01-04 20:20 x
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年早々来ましたね(笑)今年は私もモーズ師匠も攻めてみます。
そうそう、最近密かにM.ケネリー聴いてますよ。(笑)
Commented by gw at 2007-01-05 12:40 x
明けましておめでとうございます!
今年もお互いマイペースで楽しくやっていきたいですね。

ところで年始からなんとも嬉しい記事ではないですかっ!
思い入れが深いだけにサラリとは語れない気持ち、凄くよくわかります(笑)。

トップバッターは我らが先生ですね。(1)ダブル・スティーヴの共演。最近はもう聴けないあの乾いたトーンは何ともいえない味わいがありますよね。(2)今でもメロハー・パワー全開の "Headed For Nowhere" のソロは大好きです。(3)三つ目は Micheal Manring ですか! 異なるスタイルのソロで三つ揃えてくるあたり、sorapapa さんの懐の広さを感じますね~。

・・・続く(笑)
Commented by gw at 2007-01-05 12:40 x
続いて王子! (1)いやあクリストファーさんとのでの客演は名演ですよね~。この時代は王子もドライなトーンでしたね。ごまかしが効かないだけに今以上に指先の表現力が伝わってきます。(2)続いてなんだろう・・・ワクワク・・・おおっスチュハムだ~。これまたスカッとするほど弾きまくっていますよね。唯一この曲に物言いするなら王子のリード・ギターの裏にディストーションの効いたバッキング・ギターはいらない!って思ってます(笑)。(3)最後は・・・マジっすか・・・涙。高度なテクニックなんて一切無いけれど、フレーズとトーンだけでこんなに泣かされるとは思ってもいなかった一曲っす。

ほらっコメントなのにこんなに長くなってしまった・・・(笑)。
相変わらずこんな人間ですが変わらぬお付き合いヨロシクです!!!

P.S. 念願叶った暁には是非買い占めましょう! そして皆に配ってやるんだ~(笑)。
Commented by sorapapa227 at 2007-01-06 15:02
elmar35さん
あけましておめでとさんです、今年もよろしくです!
おぉモーズ先生!ぜひelmar35さんのレビュー読みたいですねえ。
しかも、マイク・ケネリー!
記事あげたのはいいけど全く反応を得られなかったギタリストの一人です(苦笑)
相当な実力者でポップセンスも併せ持ってるなかなかな強者なんで、もう少し注目して欲しいんですけどねえ、、、
Commented by sorapapa227 at 2007-01-06 15:06
gwさん
うわーたっぷりコメント嬉しい限りです!
しかし、マイク・トランプの作品における王子の鳥肌モノのギターがたまりません、こんな貴重な作品教えてもらって感謝しきりです。
これからも先生、王子のあんなとここんなとこでの客演教えてくださいね~、もちろんこっちもさり気無くチェックし続けますけど~(笑)
Commented by ドイツ特派員 at 2007-01-08 14:16 x
本命登場ですねえ。この中でもやはりスティーブモースvsエリックジョンソンのDistant starは素晴らしいですねえ。昔アメリカから直接通販で買った記憶が蘇ります。

あとは、エリックvsロベンフォードなんて出ないですかね、リズム隊は共用だし(苦笑)。
Commented by sorapapa227 at 2007-01-10 01:44
ドイツ特派員さん
今年はいきなり大本命からガツンといっちまってます(笑)
EJとロベンのハイパーペンタトニック対決、、、こりゃあ見ものですよねえ。
個人的にはモーズ×ペトルーシの師弟対決、EJ×アランホー大先生の大人の熱血勝負なんか期待したいですねえ、、、とはいえ夢だなきっと(笑)
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by sorapapa227 | 2007-01-04 02:33 | 音楽 | Trackback | Comments(9)

音楽やギタリスト、食、サッカー、散歩など、程よくテキトーな日常日記


by sorapapa227
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