探偵ガリレオが映像化
2007年 10月 22日
『ガリレオ』
出演:福山雅治・柴咲コウ、、、
“ガリレオ”って、まさかな、なんて思いながら『東京ウォーカー』のあらすじをみてみると、、、なんと!やはり、オイラの大好きな「探偵ガリレオ」シリーズが原作じゃあありませんか!
東野圭吾がオイラはかなり好きなのですが(全作品読破している唯一の作家かもしれません)、その中でも“探偵ガリレオ”シリーズは特にお気に入りでして。
彼の短編は(作品にもよりますが)、キレとスピード感があって、何よりコンパクトだけどまとまりの良さが好感触なんです。
なので、このシリーズの『探偵ガリレオ』『予知夢』は二度読み可能なオイラのマストアイテムなのです。(シリーズ唯一の長編で直木賞をGETした『容疑者Xの献身』も勿論大好きですけど)
ただ、原作の小説がファンの人間にとって、映像化ってのはなかなか複雑です。まあまあのモノもあるにはありますが、大概の場合、えー、それないよなーってパターンが多いのでね。
ドラマも普段はチェックが甘いオイラなので、今回も全く期待してませんでした。
が、一回目の放送を見る限り、まずまずかなという印象です。
湯川⇒福山雅治、草薙⇒北村一輝、、、ってのは原作のイメージに全くそぐわないし、柴咲コウ演じる“内海薫”っていうテレビドラマ用の新キャラも、いかにもであざとい感じはありますが、、、ストーリーのスピード感は失われていないし、話の落とし所は原作へのリスペクトも感じさせてくれたので、次回からも見てみようと素直に思わせられましたね。
東野自身は、以前、映像化は基本的に大歓迎で、映像はあくまで映像作品、単体として認識しており、原作との食い違いは気にしないし、尊重したいとさえコメントしていたので、今作は月9なんていうゴールデンに抜擢されて嬉しいんじゃないのかな。
そうそう、さらに、直木賞受賞作品であり、ガリレオシリーズ唯一の長編『容疑者Xの献身』もドラマのキャストをベースに来年映画化が決定だそうです!フジテレビが総力を結集しての大本命の作品になるのではないでしょうか?
今回のガリレオの流れに対しては、ミーハーな気分は一切ありませんが、ちょっぴり楽しみです。これで東野圭吾のほかの作品も日の目を浴びて欲しいな。特にオイラのお気に入りの『天空の蜂』なんかね!
2008年は東野圭吾、更なるブレイクの飛躍の年となるんでしょうか?期待してます!
ドラマの“ガリレオ”がおもしろかったので、“探偵ガリレオ”を読んでます。
アイデアが光ってますよね。
知的好奇心をそそる筋書きに結構ハマってます。(笑)
これで仲間入りですね(笑)ぜひ、「予知夢」「容疑者Xの献身」と続けてどうぞ~(笑)